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#151 9/8 チャレンジリーグ 第20節 ノジマステラ神奈川 vs スフィーダ世田谷FC


2点目を奪った直後に試合が中断 そのまま中止へ

試合開始前に降り始めた雨は、時間の経過と共にどんどん強くなっていった。後半が始まる頃には水たまりが出来、サッカーをやるようなピッチコンディションではなくなった。そんな悪条件の中でもスフィーダは力強くプレーし、後半5分に追加点を挙げる。ペナルティエリア手前の混戦を物ともせず、FW森仁美がシュートを放つ。これがクロスバーに当たり、跳ね返りをMF冨山瞳が冷静にゴールへ流し込んだ。

スフィーダが2点目を奪った直後、主審がマッチコミッショナーに呼ばれる。雨は絶えず降り続け、ピッチコンディションは悪化していくばかり。数分の協議の末、試合を20分間中断させる旨が場内にアナウンスされ、選手達もロッカールームへ引き上げていった。

ピッチは水たまり出来ただけでなく、芝が所々浮き上がる現象も発生。スタッフが修復作業に入るも、なかなか元には戻らない。おまけに雷も鳴り始め、試合を再開するには危険な状態だった。予定の20分を超え、中断から約1時間後、試合中止を決断する事となった。後半6分、スフィーダ2点のリードという所で時間は止まったまま。この試合の扱いについては後日、日本女子サッカーリーグから発表される。

スフィーダ世田谷FC・川邊健一監督コメント

-こういう経験は?
「初めてですね。まさか雨で中止になるなんて、思ってもいなかったです」

-試合展開としてはいかがでしたか?
「自分達の守備の戦術が機能していて、相手もやりたい事をやれずに、後ろから長いボールを蹴ってきてたと思います。リズムは掴みやすかったです。相手がボールを持っていたので、一見、相手のリズムのように見えたかもしれませんが、こちらとしては持たせていた、という感じです」

(了)

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