#134 7/21 関東1部リーグ 後期 第4節 FC KOREA vs 日立ビルシステム
ワンチャンスをモノにした日立ビルシステムが盛り返す
リードされた日立はボールを支配され、自陣からほとんど出ることができない。KOREAの速さのある権と姜の二人に素早くボールを運ばれ、防戦一方となる。KOREAの追加点は時間の問題かと思われた。
ところが62分。一瞬の隙をついた日立は、カウンターから藤波が一人で持ち込み、ディフェンスを振り払ってシュートを決める。日立は後半最初のシュートが同点ゴールとなった。
試合が振り出しに戻ると、暑さの影響もあって両チームとも中盤が薄くなり、好守の入れ替わりが激しい試合となる。追いつかれたKOREAは目に見えて守備の戻りが遅くなり、日立は少ない人数でもシュートを打っていく。
お互いカウンターの応酬が続くが、最後に山場が訪れたのはアディショナルタイム。藤波がペナルティエリアの外で倒され、日立がフリーキックを得る。しかし、DF小島暢明の蹴ったボールは惜しくも壁に当たり、試合は同点のまま終了となった。
好調の日立ビルシステムは攻め込まれながらもカウンターからの一発で試合の流れを変えた。一方のFC KOREAは試合を支配しながらも追いつかれてしまい、リーグ戦再開後初勝利はお預けとなった。
試合後の両チーム監督・選手コメント
FC KOREA・黄永宗監督 兼 選手
-試合を振り返ってどうでしたか?
「リーグ戦が再開してから前節負けたので勝ちたかったです」
-後半は少しチームの足が止まったように感じましたが。
「運動量はお互い落ちてきました。それでノーガードの打ち合いのようになってしまったと思います」
-前半はドリブル、後半はパスが多かったですね。
「前半は狭かったので、後半はスペースができた分パスをまわすことができました」
-次の試合への抱負を聞かせてください。
「リーグ戦が再開した後、1敗1分なので、勝ち点3が取れるように頑張りたいです」