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#126 6/23 JFL 第17節 FC町田ゼルビア vs AC長野パルセイロ


AC長野パルセイロ・美濃部直彦監督

「前期の最終戦という事、それから2位と3位の戦いという事で、非常に大切な試合でした。アウェイですけれども、勝点3を持ち帰るという気持ちが見られた。前半は少し相手のペースで、我々がピンチを迎える場面もありましたけど、しっかり自分達の狙いであるポゼッションから崩しを入れて攻める事が出来た。我々の狙っているサッカーに近づいているなと思います」

-町田がポゼッションで上回る時間が前半は多かったですが、持たせていたor持たれてしまった、どちらでしょう?
「同じシステムでマッチアップしていて、相手のフォワードが少し流動的で、ウチのボランチがケアをしていました。ボールを持たれる事もありましたが、慌ててはいませんでした。最後のクロスの部分だったりバイタルエリアでの堅さなど、しっかりやれば大丈夫だなと思っていました」
-後半立て続けに2点取りましたが、ハーフタイムを含めてどのようにギアを上げていったのですか?
「しっかりとボールを繋いで相手の背後を狙っていこうと。前半は足下ばかりになっていたので、背後を突いていけば、もう少し深い位置まで攻める事が出来ると思っていました。このゲームが難しくなるとしたら、先制点を取れなかった場合だと感じていて、でも良いタイミングで(先制点を)取れた事が大きかった。しっかり点を取れた事が、試合を勝ち切れた要因だと思います」
-ゴールも含めて宇野沢選手のプレーはいかがですか?
「ゴールする事に関して本当にレベルが高いですし、Jでやれる力もある。前線でのキープ力が非常に効果があったし、藤井とのコンビネーションも良かったです。周りとのバイタルエリアの使い方も上手かったと思います」
-今日の試合で難しい展開になるだろうと予想した点は、どの辺りだったのでしょうか?
「メンタル面に関して、町田は(前節の)讃岐に試合の内容はどうあれ勝った。続いて2位の長野とホームで戦うという事で、彼らは強いモチベーションがあったと思います。そこに我々がメンタル的に負けないか。我々は優勝しても(J2に)昇格出来ない。でも来年に向けてやっていますし、戦う気持ちと、相手との気持ちのぶつかり合いの中で勝てるかと。戦術的には、我々がポゼッションする中で、崩していけば相手のウィークポイントは見えていましたし、そこを突いていければゴールを奪えるんじゃないかと。相手のストロングポイントであるセットプレーや、鈴木孝司が点を取っているので彼をしっかり抑える事を意識していました」
-前期を振り返って、内容と結果についていかがですか?
「初めてJFLで指揮を執っていますが勝率は非常に良いと思います。ただ、もっとやれるゲームもありましたし、もっと内容も深めないといけない。今年は昇格出来ませんが、しっかり戦い来年の為に積み上げていきたい」
-全試合で得点を取っている事に関してはいかがですか?
「攻撃的なサッカーをテーマにしていますから、色々な形の中でゴールを決められている。劇的なゴールもありましたけど、しっかり点を取れている。それからゼロで抑えるゲームももっと増やしていきたい」
-前期の戦いに点数をつけるとしたらどのくらいですか?
「点数はつけにくいですけど、まだまだ目標には達していないです。5割か6割くらい。もう少し相手の脅威になるような攻撃をしていきたいですし、守備でも自分達のエラーで失点している部分もたくさんある。平均の得点を1.75くらい取らないといけない、失点も0.75くらいに抑えたい。その辺りの数値からいくと0.75には達していないので、そこは改善しないといけない」
-後期に向けてはいかがですか?
「怪我人が多いのは我々だけでなく他のチームも同じなので言い訳は出来ないと思います。チームのコンセプトをしっかり理解して毎試合発揮しようと。結果として安定した攻撃と守備が出来るんじゃないかと。チーム全体でしっかりやっていきたい」

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