#119 5/18 JFL 第12節 横河武蔵野FC vs 栃木ウーヴァFC
終了間際、栃木ウーヴァFCにはサポーターから「時間がないんだから、放り込め!」といった声が飛ぶが、ボールを上げることすらままならない。前半、若林にロングボールを当てチャンスを作っていただけに、苦しい時間帯に同じプレーができなかったのは皮肉だ。交代選手がハマった横河は、連敗中のチームとは思えないほど落ち着いた試合運びで、そのまま1点を守り切った。
前節まで4連敗を含む7試合勝利無しと下位に沈んでいた横河だが、いずれの負けも上位チーム相手に1点差の惜敗だった。すぐそこにある “勝ち点1” を掴むことができず、選手達はもどかしかっただろう。息を吹き返した横河武蔵野FCのさらなる浮上に期待したい。
試合後の横河武蔵野FC監督・選手コメント
吉田康弘監督
—試合を振り返ってください。
「内容的には悪くない試合が続いていました。辛抱強くやって良くなってきたと思います」
—前半我慢の時間が続いたのは想定内でしたか?
「相手には背の高い若林選手がいたので、そこを狙ってくるのは予想していました。ポイントが絞れた分、楽だったと思います。焦りはありませんでした」
—後半は完璧だったように見えましたが。
「仕上げをもっと良くしないと勝つのは難しいです。課題は分かっています」
MF林俊介選手
—試合を振り返っていかがですか?
「プレーに関しては点を取った以外は良くなかったです。チームとしてはメンバーも変わりましたが、やり方が変わったわけではないので」
—ゴールに関してはどうでしたか?
「あまり嬉しくなかったです。先日祖父を亡くしたので、なんとなく取れる予感はしていました。そういう意味では少しだけ嬉しかったです」
—ようやく勝てましたね。
「勝てるところで負けていたので楽になりましたね。内容が悪くても前向きにやってきました」
FW冨岡大吾選手
—交代のときに何か指示はありましたか?
「特になかったです。点を取れってことですね。ロングボールが多くて難しかったですけど、失点しないことが大事だったので、前線から守備をしました」
—連敗中でしたが、練習のときなど、チームの雰囲気はどうでしたか?
「悪くなかったです。上位との連戦が続いて、どれも1点差だったので。何もできなかったわけではなく、あと少しのところでした」
FW小林陽介選手
—交代のときに何か指示はありましたか?
「守備から入って、チャンスがあれば狙えと」
—試合を振り返っていかかがですか?
「内容はともあれ、勝つことができて良かったです。本当に楽になりました」
(了)