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#115 5/4 関東1部リーグ 前期 第5節 FC KOREA vs エリースFC東京


この日はKOREAの気持ちが上回った試合だった。

「相手の意気込みは伝わって来ましたし、後半も運動量を落とさずにやってきていました」

エリース・檜山康監督はそう振り返った。好調のチームに勝つにはいつも以上の力を出す必要があり、それを90分通して続けなければならない。その意味でKOREAはやるべき事を完璧に遂行したと言える。

相性があまり良くないエリースに勝利した事で、東京カップ決勝のリベンジを果たすと共に、今後の試合に向けて弾みをつける事も出来た。最終スコアは1-0だったが、この勝利でKOREAは大きな自信を得た。

試合後の両チーム監督・選手コメント

FC KOREA・MF朴世訓

-立ち上がりの入り方は良かったと思いますが?
「エリースさんにはずっと負けていたので、相性はあまり良くないのかなと思っていました。うちが攻めていても取られてカウンターを食らって、いつも先制される展開でした。今日は構えた状態で、前半0-0で行こうと。いつもエリースさんにやられるプレーをうちがやろうと話して入りました」
-思い描いた通りに出来ましたか?
「中盤を抑える事が出来たので、相手は前に蹴るしかない状況を作れたと思います。今日はセカンドボールを拾う事もみんなで意識してやりました。前半は決して良くはなかったですけど、全然悪くなかったです」
-素晴らしいシュートで決勝点を決めましたが?
「最近はゴール前まで行ってもシュートに持ち込めなかったんですけど、良い落としをしてくれて、やっと自分が欲しい落としが来たなと。最初はキープしようと思ったんですけど、思い切って打ったら入りました。結果オーライですね(笑)」
-ここ2試合勝っていませんでしたが、今日の勝利はプラスに働くのではないですか?
「でかい勝ちですね。引き分けが活かされるというか、ここで負けていたら引き分けてきた意味もなくなってしまう。一応引き分けもアウェイでのものなので、ポジティブに考える事も出来ます。エリースさんという上位のチームを叩けた事は大きいです」

エリースFC東京・檜山康監督

-失点するまではエリースも攻める事が出来ていたと思いますが?
「内容的に大きな問題があったというわけではありませんでした。お互いに非常に厳しいゲームをやった結果だったと思います」
-勝負を分けたポイントはどの辺りにありましたか?
「最少スコアですし、相手のシュートも素晴らしかった。よく言われる事ですけど、決めるべき所を決めないといけない。うちにもチャンスはありましたし、それが決まっていれば結果も変わっていたと思います。最少スコアの結果ですから、本当に微妙な所だったと思います」
-2連勝で迎えての試合でしたが、試合への入り方などはいかがでしたか?
「相手の気持ちが入っていたと思います。我々はここ最近勝っていたので、相手の意気込みは伝わって来ました。我々も気持ちを出せていたんですけど、相手は後半も落ちずにやってきていました」

(了)

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