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#109 3/31 東京カップ 決勝 エリースFC東京 vs FC KOREA

試合後のエリースFC東京・檜山康監督コメント

-今日のゲームプランを教えてください。
「個の局面で負けない事が次の局面を決めていきますし、そこで優位に立って我々のやりたい事をやっていこうと。パスワークならパスワークを出せるように。ただパスが先に来るのではなくて、1対1の場面でキチンとやれないと次の場面でやりたい事は出来ない」
-相手はかなりハードに来ていましたが?
「コリアさんは厳しくやってきますので、我々としても負けないようにと、選手にも強く要求しました」
-やりたい事というのは試合の中でどの程度出せましたか?
「厳しいゲームでしたからね。相手も個だけでなくて、局面でパスをはたいて我々のプレッシャーをかわしてきました。難しいゲームだったので、まあ半分くらいですかね。どちらに転んでもおかしくない展開でした」
-東京都サッカートーナメント(天皇杯 東京都予選)に進出した事についてはいかがですか?
「レベルの高い相手と戦える事は確実なので、楽しみです。選手達の経験にもなると思うので、出場権を得られたのは非常に意味のある事だと思います」
-間もなく開幕する関東リーグに向けて一言お願いします。
「リーグ戦は18試合の長丁場ですので、今回の結果は忘れて一試合、一試合積み重ねていきたいです。18試合トータルの結果ですので安定感を持って、気持ちや結果の上下を出来るだけ少なくしながら淡々と進めていきたいなと思います」

試合後のFC KOREA・MF朴世訓 選手コメント

-試合全体を振り返っていかがですか?
「立ち上がりは毎試合課題で、試合前にも言っているんですけど、相手陣地で出来ずに攻め込まれてしまう。失点もクリアミスから始まりました。エリースさんはディフェンスラインと中盤もしっかり引いて守るので、なかなか裏にスペースがない分、ボールは回せても最後で崩せなかったです。ただ前半は0-1でしたけど、悲観はしていませんでした。後半は良い雰囲気になって、自分のチャンスで決めていれば試合もわからなかったんですけど。そこで外してセットプレーでやられて、エリースさんの思い通りの展開になってしまったかなと思います」
-なかなか攻め手が見つからない印象でした。
「エリースさんの守備も強いので、なかなか前線で収まらず、左サイドの載龍に任せきりの攻撃になってしまいました。ただディフェンスからのビルドアップも出来ていて、ウチの時間帯もあったんですけど、“攻めさせられている”感じでした。後半、載東さんを前線に上げてタメを作る意図はあったんですが、蹴り合いになり勿体無かったかな、と」
-クロスバーに当たったシュートは、この日初めて相手ゴール前まで上がった場面だったと思います。
「後半は上がり目でやっていたんですけど、ロングボールを載東さんが競ってというパターンしかなかった。そこでセカンドを取れないとカウンターを食らうので、もう少し工夫してやれれば良かった。シュートのシーンはたまたま、載龍が前を向いて自分も前を向けていたので走ってもらえました」
-今年の関東リーグ1部は、全社王者として臨みますが?
「そうやって見てくれるお客さんもいると思うので、それはありがたい事です。でもそういう器のチームでもないですし、一番の強みはチームが一つになる事。気持ちの部分を前面に出して、見てくれている人達に何か感じてもらえたらなと思います。チーム一丸となってやっていければ、結果もついてくると思っていますし、それは去年の全社で証明出来ました。今年は、また挑戦者としてやっていきたいです」

(了)

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