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#102 12/9 高円宮杯U-18プレミアリーグ 最終節 東京Vユース vs 三菱養和ユース

-チャンピオンシップのリハーサルではないとおっしゃいましたが、今日の三菱養和と対戦したことで、広島戦に繋がる部分はあったかと思いますが?
「養和だけでなく、1年間ホーム&アウェーでリーグ戦ですから、1回目より2回目の方が研究して戦うチームが多かったと思います。1年間、成長を感じながらここまで来れたので、そのおまけとしてチャンピオンシップに出られる権利を得た。それは選手達の頑張りがあったからだと思います」

-チャンピオンシップではベストメンバーで臨めそうですか?
「どれがベストかは分からないです。メンバーがいない中で戦って結果を出してくれているので、復帰してくる選手が多い分、使う種類が多くなってきて逆に悩んでいます」

-今季のプレミアリーグEASTを圧倒的な強さで優勝しましたね?
「圧倒していないよ。いつも苦しかったし、それの繰り返しで来ました。1年間戦って、選手達がこうやって苦しんで、こういう試合を繰り返して、この結果を得たという事が凄く分かる大会だった。来年も苦しみながら、良い戦いができればと思うし、その戦いを繰り返しているからこそ、トップに出られる選手も出て来ているのかなと」

三菱養和SCユース・生方修司監督

-試合を振り返っていかがですか?
「僕らより選手達の方が落ち着いて、冷静に今日の試合を分析できていたと思います。そこがまず心強かったのと、昨年同様、先輩達が築いてくれたものを無くさないようにと。今日もOBのお母さんだとか、たくさんの方が応援に来てくれました。最後は気力の勝負になるので、技術や戦術じゃなくて、自分達の力を信じて戦おうと。僕の方から言ったのはそれだけでしたね。相手は日本一のチームだと思っていますし、そういう相手に局面でやられても、最後の所で体を張ってくれた。素晴らしいゲームをしてくれたと思います」

-相手のキーマンである中島翔哉選手を自由にさせませんでした。チームとして集中力を保ち続けていたと思いますが?
「彼は特別な選手なので、自由にさせたら危ない。下の方で捌いてくれれば問題ないけれども、前線のギャップに入ってきた時にボールを受けられるとスイッチが入ってしまう。そこはしっかり消そうということで話していました」

-今シーズンを振り返っていかがですか?
「去年の経験があったので、シーズンが始まる前からチームに危機感がすごくありました。自分達はそんなに強いチームではないので、一人ひとりがレベルアップしていかないといけないと。最初の出だしは非常に良く、勝ち点も重ねられました。ただ、怪我人が出てしまって、試合をやったらリハビリさせてという繰り返しになってしまった。怪我をしている中でも、勝つためのサッカーをするためには使わざるを得なかった。最終節での残留になりましたけど、こうして結果を残せたことはチームの危機感だったり、去年の経験が生きたのかなと思います」

(了)

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