TOP>>レポート>>MATCH OF THE WEEK>> #95 11/4 都リーグカップ 青梅 vs フエンテ東久留米 / OSSA vs 早稲田ユナイテッド
matchreport

#95 11/4 都リーグカップ 青梅 vs フエンテ東久留米 / OSSA vs 早稲田ユナイテッド

早稲田は関東社会人大会に向けて、毎週末に多くの練習試合を組んできている。中でも、全国社会人サッカー選手権大会を制した関東1部・FC KOREAとの一戦は、自身の力量を測る絶好の機会だった。「いつもなら通るパスが通らない。サイドを使うにしても、そのためのスペース作りをしっかりやらないといけない」と、今矢監督は振り返る。高いレベルを肌で感じられたことはチームにとって「本当に大きな収穫」(今矢監督)となった。

「自分達のサッカーを貫けば結果はついてくる」と自信を持って語る監督の表情に、一切の曇りも無かった。

いよいよ今週末から始まる関東社会人サッカー大会。リーグカップ戦の比では無いプレッシャーを感じる事となるだろう。負ければ即終了という、一発勝負のヒリヒリした緊張感の中、どれだけ平常心を保ち、いつものサッカーができるか。関東2部リーグ昇格を賭けた、青梅フットボールクラブと早稲田ユナイテッドの戦いが始まる。

試合後の監督・選手コメント

青梅FC・北原由監督
-今日の試合の位置づけやプランを教えてください。
「守備の部分をよく見ていましたが、危ない場面を作られてしまったので、改善しないといけない。攻撃では1点入ってからパスワークが発揮できましたが、スコアが動いていない時からできないと。受けてしまうと押し込まれるので、奪いに行く守備をやろうと話しました」
-対戦相手の情報などは入っていますか?
「あまりないんですけど、1回戦は力的に大丈夫だろうと見ています。2回戦で当たるチームは、どちらとも練習試合をやったことがあるので、ある程度は頭に入っています」
-強い相手と練習試合をやりたいと話していましたが?
「結局望んでいたチームとはできなかったので、大学生とやりました。そこで2試合で13失点してしまった。ある意味吹っ切れたというか、ここがチームの底だと思って上がって行くだけです」

青梅FC・FW平松翔
-どのようなプランで試合に臨みましたか?
「守備の部分で、どこから追うのか、どこで奪うのかを確認していました。でも、それを気にし過ぎて、前半は思い切った攻撃ができませんでした」
-4点ともサイドからで、ご自身を2ゴールを挙げましたが?
「中盤の右サイドに入ったんですけど、まだコンビネーションを高めていかないといけないです。1点目は左サイドから須貝さんが良いボールをくれて決められましたが、右サイドからもああいう形を作れればと思います」

早稲田ユナイテッド・今矢直城監督
-今日の試合の位置づけを教えてください。
「今シーズン出ていない選手、関東大会では出られないかもしれないサブ組で戦いました」
-関東大会にむけて、どの程度上積みができましたか?
「FCコリアや早稲田大、国士舘大などと練習試合をやって、選手達はタフな戦いをしてくれました。内容も良かったですし、監督になって3シーズンですけど、今が一番良い状態だと思います」
-FC KOREAとの練習試合はいかがでしたか?
「強かったですね。最初の5分、10分は崩せそうだったんですけど、あっという間に修正されてしまった。何もできないまま前半が終わってしまった。後半はプランを変えたんですけど、本当に細かくやらないと崩せなかったです。これまでなら通っていたパスが通らない。サイドを使うにしても、そのためのスペース作りをしっかりやらないといけない。そういうことがわかったのは本当に大きな収穫でした」
-対戦相手の情報は入っていますか?
「聞けるものは聞いています。でも、調子に乗っている訳じゃないけど、自分達のサッカーを貫けば結果はついてくると思います。自信を持ってやりたいです」

(了)

◆前後のページ | 1 2 |