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#93 10/27 JFL 第31節 横河武蔵野FC vs 藤枝MYFC


藤枝の守備意識も素晴らしかったが、横河にも言い分はあった。天皇杯を勝ち抜いた事でスケジュールが過密になった上に、中2日で北海道と沖縄への遠征もあった。観光旅行ではなく公式戦を戦う為、社業もこなしつつの移動と試合は、確実に選手達の気力と体力を削り取っていたのだろう。

そして後半24分にも横河は失点する事に。バイタルエリアを崩されるとケルロンのラストパスからアランがゴールに流し込む。素早いパスワークの前に、横河の選手達は完全に置き去りにされた。その後、藤枝の攻撃を司っていたケルロンが退場した事で、横河は数的優位となり猛攻を仕掛けたが、最後の一押しが足りなかった。

「前線の4人がカルテットとして、うまく絡めていた」と齊藤選手兼監督は振り返る。ケルロンとアランの縦関係を軸に、橋本やMF久富賢も飛び出していく。分厚くスピード感のある攻撃を展開し、横河を寄せ付けなかった。

良い意味での余裕とゆとりをもたらすはずの先制点が、逆に自分達の首を絞める形となってしまった横河。

先制後、完全にリトリートして自分達の精神を落ち着かせるなど、思いきったやり方も必要だったのではないだろうか。1点を取ることは難しい仕事で、その1点をせっかく奪えたのだから、極端とも言えるマネジメントがあっても良かった。横河武蔵野FCにとっては、勿体無い試合だった。

試合後の両チーム監督・選手コメント

横河武蔵野FC・依田博樹監督
-早い時間帯に先制しましたが?
「あれが、いけなかったのかなとも思いますね」
-その後、逆転される展開でしたが?
「1失点目は崩されて、20番がポイントになる選手だと思っていたのですが、彼を起点にやられたと思います。あれは言い訳しようのない場面でした」
-外国人2人は警戒していましたか?
「ビデオで見たんですけど、JFLであのようなチームは少ないので、そこは気をつけたいと思っていました。前半は良いプレーさせてしまったなと。彼のリズムで崩されたと思います」
-ケルロン選手を抑える具体的なポイントはありましたか?
「中盤がキーになると思っていて、前でやる選手じゃなくて後ろからボールをもらって打開していく選手。マンツーマンでつくとかではなく、ドリブルしてきたら外に追い出そうと。中にはやらせないようにと言っていました。ただ、意外と味方を使ってワンツーもしていたので、そこは予想外でした。対策としてはシュートを打たせない事。大きな仕事はさせなかったのかなと思います」
-早い時間に先制しましたが、最初から決めにいくプランでしたか?
「ここ2試合は立ち上がりに取れていて、今日も取れたんですけど、その後の方が大事だなと思って声も出していたんですけど、なかなか上手くいかなかった」
-個人の力で打開していくことも必要になってくると思いますが?
「最後の上田のシュートもそうですけど、後は決定力だとかもっとフォワードの選手がシュートを打たないといけない。そこがまだ足りない所かなと思います」

<試合後の監督・選手コメントは3ページ目に続く>

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