#92 10/21 チャレンジリーグ 第20節　スフィーダ世田谷FC vs FC高梁吉備国際大学

試合後のスフィーダ世田谷FC監督・選手コメント

川邊健一監督

－試合の感想を教えてください。
「2位になる可能性が無いので、3位を目標にやっています。今日を含めて残り3試合で勝点4が必要です。今日は勝利目前だっただけに残念ですが、強豪相手に1ポイント取れた事はポジティブに捉えたいです」
－収穫だった点を教えてください。
「前回、アウェイに乗り込んで勝ったんですけど、その時は相手のセットプレーで失点、ウチはCKから2点で逆転しました。試合の支配率は7割くらい相手のゲームだったと思います。今回は自分達のサッカーを表現しようと、どこまでやれるのかを見極めるチャンス。吉備さんは本当に強いチームなので、そういった相手に今のチームでも出来るんだな、という手応えはあります」
－前からのプレスで、相手をはめ込めていたと思いますが？
「相手がどういう形でボールを回して、どこで入れたいかは分かって、そこをうまく潰しながら、もっと細かい繋ぎが出来れば良かった。相手もウチも攻め手を欠き、前にボールが入った時の迫力不足が課題です」
－今年から全国リーグになりましたが、振り返っていかがですか？
「去年に比べると長丁場で、心身共に厳しい部分はあるんですけど、全国の色々な強いチームとやれました。その中で正確な順位が出る。自分達の本当の実力がわかるので良かった。収穫の方が大きかったです」
－次節に向けて意気込みをお願いします。
「来週は（群馬県）川場サッカー場に沢山の人が来てくださると思います。前回アウェイに乗り込んだ時に、6-1で木っ端微塵にやられたので、今回はあれから成長した姿でどれだけ対抗できるか。（首位・ベガルタ仙台レディース戦が）本当に楽しみです。向かっていきますし、本気で勝ちにいくというスタンスは変わりません」
－今シーズンここまで、目指すサッカーがどれだけ浸透したと考えていますか？
「このチームでやれることが分かった事と、それをうまく引き出してあげる、今いる選手達の良さを引き出すサッカーを構築できたと思います。今のチームを非常に評価しています。よくこのメンバーでやってきたなと」
－監督から見て、この時期からグっと良くなったと思う試合はありますか？
「5月に常盤木学園に勝った試合ですね。それまで連敗していた中で勝利し、あそこから一気に良くなったと思います。その流れで吉備さんにも勝てましたし、常盤木戦が節目になったかなと思います」

DF田中麻里菜
－試合を振り返っていかがですか？
「同点という結果で、少し勿体無い試合だったと思います。ウチはやりたいサッカーが出来たんですけど、最後のフィニッシュが課題です。相手には、やりたいことをやらせていなかったと思います」
－ボールの奪い所がチームとして明確だったように思いますが？
「相手も繋ぐサッカーが基本なので、繋いでくる所をうまく取り切れたと思います」
－昇格の望みが絶たれた中で、残り試合をどう戦っていきたいですか？
「3位になれる望みがあるので、１つでも上にいけるように一試合一試合こだわってやっていきたいです」

FW長澤優芽
－楔を受けるプレーがしっかりできていたと思いますが？
「最近練習でも意識して、受けてからのターンをやっていたので、少しずつ出来るようになってきたと思います」
－その中で気を付けていることはありますか？
「後ろから相手が来るので、どっちにかわすかという事を、ちゃんと相手の動きを見てやるようにしています」
－持ち味である裏へ抜け出す動きも同時に求められていると思いますが？
「足下ばかり考えると、裏へ抜ける動きが少なってしまう。持ち味を出すなら裏に抜けないと意味がないです」
－2位の強豪との対戦でしたが、やってみていかがですか？
「試合前から相手は強いと分かっていたので、向かって行くだけだと話していました。やってみて、意外と通用する部分と、まだまだだなと思う所がありました。練習してきたターンとかは出せたと思うんですけど、ドリブルでもう少し行ければ良かったなと思う所もあったので、また練習で改善していきたいです」

（了）