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#66 8/5 東京都リーグ1部 早稲田ユナイテッド vs Racing Club de Tokyo

「なんで?何も起こってない、崩されてないじゃんと。その辺は、甘さや責任感の問題なのかもしれない」

見ていて楽しいサッカーが早稲田の特徴だ。パスを出せる選手もいれば、ドリブルで打開できる選手もいる。そして決定的な場面で仕事を果たせる選手もいる。チャンス数に見合ったゴール数ではないかもしれないが、決定機を多く作れること自体は評価できる。

ただ、チームが更に成長していくには、チャンスを逃さない高い決定力に磨きをかけること。そして、チーム全体の守備意識を高くすることが不可欠だ。リーグ上位にとどまれば、上の舞台への挑戦権も得られる。

関東リーグ昇格の為の関東社会人サッカー大会を今矢監督はどのように捉えているのか。

「(関東2部に)上がるだけのメンバーはいますが、意識に問題がある。週末の試合にしか来られない選手は、平日にも出来る事があるんじゃないか、と。能力的には行けるかもしれないけど、今のままだと厳しいと思うので、上がる為の意識や方向性を持たせられたらと思います」

チームとして長所を伸ばし、短所を改善すれば、自ずと関東リーグ昇格への道は開けるだろう。早稲田ユナイテッドはそれだけのポテンシャルを備えている。

試合後の早稲田ユナイテッド・今矢直城監督コメント

-試合を振り返っていかがですか?
「決めるところで決めないと。20本以上打っていたと思うし、もっと決められたと思います。それと、ディフェンスが緩かったです。もしうちにゴールがなければ0-2で終わっていたということですから」

-暑さの中での試合でしたが、どのようなプランでしたか?
「いつも通り、パスを回して楽しんで。相手のプレスが弱かったのもあって、もっと縦を使っても良かった。パス2本で崩せる場面もありましたが、ラストに決めきれなかった」

-2失点するような試合内容では無かったと思いますが?
「あり得ないくらいです。なんで?何も起こっていないし、崩されていないじゃんと。その辺は、甘さや責任感の問題なのかもしれない。そこでやられてしまうのが、ここ1ヶ月のうちの弱さなのかなと。僕がもっと厳しくしなければいけないのか、あるいはシステムを変えるなど、やり方は色々あると思うので、改善していきたいです」

-このまま上位をキープすれば、(関東リーグ昇格に繋がる)関東社会人サッカー大会が待っていますね
「上がるだけのメンバーはいると思います。でも、意識の問題はある。週末の試合しか来られない選手は、平日にも出来る事があるんじゃないかと思います。能力的には行けるかもしれないけど、今のままだと厳しいと思います。ですから、上がる為の意識や方向性を持たせられたらと思います。上がるにもチーム作りのタイミングがありますし、関東リーグに昇格してもすぐに(都リーグに)落ちたら意味がない。若いチームだし、足りない部分もまだあります」

(了)

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