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#48 6/3 東京都リーグ1部 青梅FC vs FC.フエンテ東久留米

後半も両チームにゴールが生まれた

後半、先にチャンスを作ったのは青梅。5分、速いパスワークから平松がシュートも、相手GKがセーブ。それでも18分、左サイドからDF津久井弘伸グラウンダーのクロスを送ると、平松が飛び込み豪快にネットに突き刺した。

青梅に突き放されたフエンテも粘る。26分、ペナルティエリア内の左からシュートを放つと、これが決まって1点差に迫った。しかし5分後、この試合最後のゴールは青梅が奪った。

31分、相手ペナルティエリア内に出たボールに岩田が反応。この時、相手ディフェンダーの方がボールに近い位置にいた。そして、GKも前に出て処理しようとしていた。だが次の瞬間、ボールはゴールに向かっていった。まるで、ギアが一段上がったかの如く岩田が相手より先にボールに追いつき、GKの鼻先でボールを突ついたのだった。ゴールが決まるのを見送った瞬間、ヨッシャーと吠えた姿が印象的だった。

ここから試合終了まで、フエンテも果敢に攻める。しかし、枠に飛んだシュートはいずれも櫻木の攻守に阻まれた。結局試合は4-2で終わり、青梅は首位を堅持した。

FC.フエンテ東久留米は、降格ラインがすぐそこだが、下位に沈むようなチームではない。個々の技術は高く、自らのアクションで試合を進めることができる。この順位にいる事は不本意なはずだが、何とか浮上のきっかけを掴みたい所だろう。

青梅は、課題である試合の入りで後手に回ったが、この日も破壊力抜群の攻撃力を見せた。フエンテのMF垣本が「相手のストロングポイント」と評すFW岩田が、この日もゴールを挙げた。平松との2トップは、常に相手の脅威だ。

北原監督は、チームのコンディションがあまり良くないと話したが、それでも勝点3を獲得できることは評価に値する。

 
全国社会人サッカー選手権大会の関東予選も始まる。コンディションを上げて、万全の状態で臨みたい。

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