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#44 5/13 東京都リーグ1部 むさしのFC vs 青梅FC

『東京偉蹴的 MATCH OF THE WEEK』 #44

青梅FC チャンスは作るが、決めきれずドロー

5/13(日)16時 大井ふ頭中央海浜公園第二球技場
東京都社会人サッカーリーグ1部
むさしのFC 1-1 青梅フットボールクラブ

アグレッシブな相手に先制を許す

青梅FCの対戦相手は、ブロックを作って守るチームが多い。しかし、この日の対戦相手であるむさしのFCは、リトリートしてこなかった。前線から積極的なプレスを仕掛けた。

それでも、青梅は怯むことなくパスを繋いでいく。そして前半6分、最初の決定機を迎える。左サイドで受けたFW岩田朗がスピードに乗った突破からラストパス。しかしMF栗島亮一のシュートは、相手GKのナイスブロックに阻まれた。このチャンスを決めきれなかった青梅に、ツケが回ってくる。

少しずつむさしのに押し込まれていくと17分、クロスからの落としを、最後はボレーシュートでゴールへ叩き込まれた。首位を快走する青梅が、ビハインドを許した。

尻に火がついた形の青梅も反撃を開始。25分、右サイドを突破したFW平松翔がペナルティエリア内へ侵入する。相手GKの鼻先で岩田にラストパス。2試合連続ハットトリック中のエースが、難なくネットを揺らして同点に追いついた。しかし、突き放す所まではいかず前半終了。むさしのの選手達からは笑顔がこぼれていた。

妥当だったドロー決着

後半5分、左サイドの岩田にパスが渡り、少しためてからマイナスのボールを送る。MF坂本隆がコントロールからシュートを放つも枠を外れる。

11分、今度は右サイドからのマイナスの折り返しを、岩田が狙うも決まらない。パスを受ける前、うまくマークを外してフリーになったが、シュートがミートしなかった。

後半に入って青梅は、むさしののプレッシャーを掻い潜れるようになった。それに比例して攻め込む場面も増やしていく。しかし、ゴールには結びつかない。すると、焦りからか繋ぎの段階でミスが見え始める。

対するむさしのは、プレスが相手にかわされるが、集中は切らしていない。運動量も落ちておらず、最後の所は自由にさせないよう踏ん張った。実際、攻められるだけでなく、ボール保持もできていた。ただ奪われると青梅のショートカウンターが発動した。

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