#41 5/6 東京都リーグ1部 早稲田ユナイテッド vs FC GIOCO世田谷
試合も終盤を迎え、チャンスの数で上回る早稲田が勝負を決める段階に入った。32分、相手デイフェンスラインの裏に抜け出した中島が折り返し、FW市川雄太郎がフリーで押し込んだ。
相手を突き放す2点目を奪った早稲田は40分、ダメ押しの3点目を奪う。カウンターから相手の手薄な守備を突き、中島がゴールを奪った。中島はこの日、1ゴール2アシストの大活躍だった。持ち味と話すドリブル突破で、相手を手玉にとった。
勝負を分けた要素のひとつに、試合の一時中断があった。この間に早稲田は相手への対応を話し合い、切り替えることができた。早稲田ユナイテッドがFC GIOCO世田谷を3-0で下し、勝点でも追い越す形となった。
試合後、天気は回復し晴れ間も覗いたが、雨はなかなか止まらず。最後まで、おかしな天候であった。
試合後の監督・選手コメント
早稲田ユナイテッド・今矢直城監督
-試合を振り返っていかがですか?
「無失点で3ポイントを取れて、勝点でもGIOCOさんを追い越せて良かったと思います。」
-前半立ち上がり、やや劣勢でしたが?
「風もあって、相手の前線の選手も前で狙ってきていました。その選手にはついていてもセカンドは誰が拾うの?という感じになってしまった。そんな中で一時中断があって、対応策を話して切り替えられたと思います。」
-後半は効率の良い形で加点していきましたが?
「うちのサッカーができたなと思います。カウンターでの速い攻撃が、モロにハマった形でした。」
-このような攻めは、チームとして狙っているのですか?
「相手にも寄りますけど、相手が3バックだったので、スペースを狙っていこうと話しました。」
早稲田ユナイテッド・FW中島健太
-全得点に絡みました。
「3トップの左で、相手の両サイドの選手が僕に付ききれていなかったので、どんどん仕掛けていこうと。」
-まさにサイドを制圧していましたが?
「守備を免れているというか、ある程度サボらせて貰っているので、攻撃面では仕事をしないと、です(笑)」
-ご自身の持ち味を教えてください。
「ドリブルですね。特に左サイドから縦の仕掛けや、センタリングを上げる。今日はそれがよく出来たと思います。」
FC GIOCO世田谷・川端章夫コーチ兼選手
-試合を振り返っていかがですか?
「どうしても運動量に差が出てしまいます。相手のパス回しに消耗させられました。今日が初めてのスタメンという選手もいました。まだまだリーグは長いですし、そういう選手達がこれから成長できればと思います。」
-前半立ち上がり、押し込む場面もありましたが?
「セカンドボールも拾えていたんですけど、シュートの意識が足りなかったなと思います。」
-どのようなプランで試合に臨みましたか?
「まずはディフェンシブに入って、前線の3人と両サイドから攻めていこうというプランでした。」
-今日は敗れてしまいましたが、次に向けて一言お願いします。
「今日ダメだったことを、次も繰り返さないようにすることが大事だと思います。また次に繋げていきたいです。」
(了)