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#39 4/30 JFL 第8節 横河武蔵野FC vs Y.S.C.C.


猛攻を開始するも、あと1点が遠い横河

まず1点を返したい横河。しかし後半の立ち上がり、前に出てくるY.S.C.C.に対して後手に回った。それでも後半9分、右サイドからのクロスを、冨岡が押し込み反撃のゴールを決め、1-2とする。

このゴールで盛り返した横河が、2点目を目指す。「早いうちに1点返せれば、ひっくり返せると思った」と、依田監督が言うように、チームは一気呵成になって攻め立てた。

25分には、新加入のドリブラー・FW忰山翔を投入。「ドリブルで仕掛けろ」と送り出されたルーキーが、左サイドを駆け回る。しかし、最後まで2点目を奪うことはできなかった。忰山が起爆剤となり、彼自身にもビッグチャンスがあった。しかし、相手GKの好セーブもあってスコアは動かず。アディショナルタイム、ペナルティエリア内で放ったMF都丸昌弘のシュートが相手にブロックされると、ほどなくして試合終了の笛が鳴った。

横河にとっては、今シーズン初の連勝が懸かった試合でもあった。それだけに、悔やまれる敗戦となった。

試合後の両チーム監督・選手コメント

横河武蔵FC・依田博樹監督
-見せ場は作ったと思いますが?
「あれだけやって(ゴールが)入らないなら仕方ない部分もあります。セットプレーで決められましたけど、リズム自体は悪くなかったと思います。早いうちに1点取れれば、ひっくり返せると思っていたのですが残念です。1点目までは良かったのですが、2点目が遠かったです。」
-試合の入り方が前がかりだったと思いますが?
「Y.S.C.C.は芝の影響でボールが止まって、ドリブルがしにくそうでした。普段よりもぎこちなく、(Y.S.C.C.の選手達が)ヘッドダウンしていた。なので、こちらはそこを狙って行こうと。」
-今後に向けての課題は何ですか?
「勝ったり負けたりで安定していないので、修正していきたいです。ディフェンスラインは小山(大樹)がCBに入って落ち着きました。」
-武蔵野陸上競技場での試合でしたが?
「これだけ沢山の人が来てくださったのに、勝てなくて残念です。頂いている声援を、もっと自分達の力に変えていかないといけません。」
-ホームスタジアムは相性が悪いですか?
「昔はそれこそココでやれば負けないというのもありました。やっている当人達は、全く気にしていないですよ。」

横河武蔵野FC・FW忰山翔
-(後半途中からの投入でしたが)何と言われて送り出されましたか?
「左サイドハーフで出たのですが、どんどん仕掛けていくようにと言われました。」
-チャンスの場面もありましたが?
「個人的にふたつ決められるチャンスがあったので、決めなければいけなかったです。」
-今シーズンから加入ですがチームには溶け込めていますか?
「チームの雰囲気が良いです。新チーム始動した後に加入したのですが、すぐに打ち解ける事ができました。」
-これからも試合に絡むには何が必要ですか?
「入って1ヶ月ですが、練習から自分の特徴を出してアピールしていきたいです。」
-忰山選手の特徴を教えてください。
「ドリブル好きです。仕掛けだったり得点を取る事でアピールして、メンバーに絡んでいければと思います。」

 Y.S.C.C.・鈴木陽平監督
-試合を振り返っていかがですか?
「セットプレーで点を取れたことで、気持ち的に楽になりました。ただ、狙い通りの試合ではありませんでした。芝の状態に多少苦労して、選手達にはストレスになっていたと思います。」
-その中でセットプレーから先制できたのは大きかったですね。
「普段、FKの練習に時間を割けていませんでした。ある程度パターンは決めていましたが、練習時間のこともあって、そこまで詰めていませんでした。」
-ここまでJFLを戦ってみていかがですか?
「ここまでは上出来だと思います。大変なのはこれからですね。この後も連戦ですし、夏場の試合もあります。移動を含めてしっかり対応していかないといけません。練習が夜なので、暑くなった時の対策も重要になってくると思います。」

(了)

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