#38 4/29 東京都リーグ1部 アストラ倶楽部 vs 青梅FC
『東京偉蹴的 MATCH OF THE WEEK』 #38
青梅FCが守備に課題を残すも
攻撃力で圧倒し開幕3連勝
4/29(日)18時 駒沢補助競技場
東京都社会人サッカーリーグ1部
アストラ倶楽部 2-7 青梅フットボールクラブ
開始早々の得点で勢いに乗る青梅
アストラ倶楽部のキックオフで試合が始まると、青梅FCは前線からのプレスを敢行し、パスコースを限定する。先制点はそのプレスから生まれた。前半3分、MF栗島亮一が相手ゴール前で追い込むと、相手ディフェンダーからボールを奪う。そのまま持ち込み、ゴールを決めた。
1点リードの青梅は、パスを繋ぎながら崩そうとする。対するアストラは、縦に早く展開し、一気に相手ゴールへと迫ろうとする。15分、またも青梅が敵陣でボールを奪うと、FW平松翔がドリブルからパス。これを受けたFW岩田朗が左足で狙うも、枠を捉えられない。
21分、青梅は同点ゴールを許す。左サイドからのクロスに対応するも、ボールはゴールの中へ吸い込まれてしまった。青梅は、不運な形で失点してしまった。それでも攻撃力で相手を凌駕できる青梅は、その後も相手ゴールに迫っていく。
すると30分、岩田が右サイドからクロスを入れると、受けたMF福井佑太が決めてアストラを突き放す。2分後には、ペナルティエリア内で受けた岩田が個人技で相手をかわし、ゴールを奪った。
38分、右サイドからのグラウンダーのクロスに岩田が飛び込むも、ゴールを外れる。それでも1分後には、左サイドから栗島がクロスを入れると、岩田がダイレクトで合わせネットを揺らした。栗島のクロスは、デイフェンダーとGKの間を通す絶妙なボールだった。
後半、更に3点を追加し、攻撃力で圧倒した青梅
4点を奪って迎えた後半も、青梅のペースで試合が進む。前半からアグレッシブに前線を駆け回っていた平松は、後半になっても運動量が落ちない。彼の前線からのアプローチは、確実に相手の選択肢を減らしていた。23分、その平松のスルーパスに福井が抜け出す。GKのタイミングを外してシュートを狙ったが、ブロックされる。だが1分後、右サイドを栗島と岩田で崩すと、中央でMF坂本隆、平松と繋いで最後はMF笹栗史人が決め、チーム5点目を挙げた。