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#28 4/1 東京カップ 2次戦 決勝 東京23FC vs 三菱養和SC

高い技術でプライドを見せた養和

敗れた養和ではあったが自らの力は示した。ボールを大事にするスタイルはこのクラブの伝統だ。例え自陣ゴール前であっても無闇に蹴らず、あくまでパスを繋いで打開しようとする。ゴールを奪うためのプレーにも工夫がある。この日の2点目がそうだ。左サイドにフリーの選手がいたが出さずに、ドリブルでペナルティエリア手前まで進む。そして、ラストパスから得点が生まれた。もし、サイドのスペースに出していたらゴールは決まっていただろうか。敢えて中央から仕掛け、得点を奪って見せる。養和の真骨頂とも呼べる一連の流れであった。

勝ちながら成長してきた東京23FC

東京23FCは、立ち上がりこそ動きが固かったが、しっかり主導権を握った。試合の中で修正し、自分達のゲームにできる。試合ごとに成長を見せる東京23FCは、この大会でゲームコントロールに向上が見られる。遅攻と速攻の判断も良く、相手を走らせながら自分達のペースで試合を支配した。各選手の持ち味がしっかり出せる状態だ。ここから更に積み重ねていけば、多くの勝利を掴めるはずだ。

試合後の監督コメント

東京23FC・米山篤志監督
-先制された後、すぐに自分達のペースを取り戻せたように見えましたが?
「最初からバタバタしていた。同点にして落ち着いたという感じ。緊張していた選手もいたし、コンディション調整が満足じゃない選手もいた。みんな同じ状態じゃなかった。」
-サイドを変えながら空いたスペースを突けていましたが?
「あれは選手達の判断です。得点を取るために、しっかり状況を見極めてプレーしてくれたと思います。」
-養和についてはいかがですか?
「やっぱり上手かった。個人ではうちを上回る選手もいたと思うし、そういう選手への対応は難しかったと思います。それでもある程度、主導権を握れていたのは良かった。」
-監督として初めてのタイトルですが?
「嬉しいですね。負けるのはどんな試合であれ悔しいので、勝てて良かったです。」
-リーグ戦に向けての意気込みをお願いします。
「東京カップが一段落して、全て良かったわけではないけど優勝できた。今日は選手達も喜びに浸って、また次の練習からは引き締めてやっていきたい。細かい部分をもっと肉付けして、リーグ戦を戦いたいと思います。」

三菱養和サッカークラブ・小谷野広報マネージャー
-試合を振り返っていかがですか?
「10年、11年シーズンは勝てなかったので、苦手意識を持たずやるよう、選手達を送り出しました。相手も技術があって、前半はポゼッションされてしまった。先制はしましたけど、押しきれなかった。」
-今日の2点目のようなプレーは、養和らしさが出ていたと思いますが?
「偶然じゃなく必然のプレーをしようとやっています。ロングボールに頼るのではなく、しっかり繋ぐのが養和のサッカーだと思います。ただ、今日は良さを消されたので、そこは課題です。」
-良さを消された時、打開するには何が必要になりますか?
「怖がらずにボールを受けないといけません。取られるのが怖いから、周囲との関わりを減らしてしまう。そうではなくて、一人ひとりがもっとボールを呼び込んで、マイボールの時間を長くしないといけません。」
-リーグ戦に向けての意気込みを教えてください。
「1位で関東1部に昇格することを目指していきます。どの試合も相手を押し込めるように、今日の課題を必ず修正していきたいです。」

(了)

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