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7/30トークイベント「萌えろ!JFL党 町田場所」レポート

ふくやん 「一人アウェイだと太鼓は持って行ったりするんですか?」

砂金 「この時は持って行きました。大変なんですよね、飛行機で持って行こうとすると。楽器として荷物を預けると大変で・・。」 楽器を荷物として預けると”壊れても保証しない”などの誓約書を書く必要があるとのこと。

砂金 「一人で行くと試合中は何でもありかなと思って、最初は頑張るんですけど、途中からは歌も歌わずコールもせず、ただ野次っているという(笑)」

被災地にあるJFLクラブ・ソニー仙台の今

 3月11日の震災で被災した時の、彼の荷物の様子が映しだされた。

砂金 「弾幕とか太鼓が保管してあった場所です。津波で流されたかなと思ったんですけど、物はあって・・ただグチャグチャでした。」

 自家用車で仙台まで応援に行った総統からは、電柱が倒れていたり道路が隆起していたりというレポートが行われた。まだまだ震災の爪あとが消えることはない。ホームスタジアムである七ヶ浜サッカー場に話題が及んだ。

砂金 「(七ヶ浜サッカー場は)今は使えません。周りが浸水しているというのもありますが、競技場自体が使えません。周辺の被災された方の救援の基地になっていまして。」

 ソニー仙台は今年、ユアテックスタジアム仙台と宮城県サッカー場を転々とする日程となっている。最後に、スライドには砂金さんからのメッセージが映しだされた。

 『今回の大震災に置いて、多くのチームの関係者やサポーターの方々から様々なご支援、たくさんの励ましの声をいただきました。ソニー仙台FCおよび社内講演会・サポーター代表に成り代わりまして皆様に御礼申し上げます。本当にありがとうございました。そして、今後もよろしくお願いいたします。現在チームは残留できるかどうかかなり難しい状況にありますが、絶対に諦めません。最後まで力いっぱい戦います。震災になんか負けてたまるか!』 その場は一同でソニー仙台コール、で第2部が締められた。

 第3部は「JFLのココが萌える!」のテーマのもと、一度は歌ってみたいチャント・ベスト10が発表された。こちらのランキングは事前にアンケートをとっており、その結果がカウントダウンで発表された。各サポーターソングが動画で紹介されると、町田サポーターと松本サポーターが一緒になって太鼓を叩き、会場全体で歌う。各人シャツの色は違えども、JFLの名の元に集まってしまえばそこに壁はない。深夜を通り越して早朝の時間帯、最高潮のテンションで「萌えろ!JFL党 町田場所」は締めくくられた。

 アマチュアというだけで理不尽なレッテルを貼られがちな日本の3部リーグ、JFL。確かに全体の観客数はJリーグに遠く及ばない。しかしそこにはJFLだからこそ生まれた互いの距離感があり、楽しさがある。スタジアム内では対立しつつ、スタジアムを出れば一緒にサッカーの話題を楽しめる。そんな文化が日本中の全てのサッカーシーンに浸透することこそが、日本のサッカーを盛り上げていくことになると信じている。

  • 文・龍星ひかる
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