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7/30トークイベント「萌えろ!JFL党 町田場所」レポート

 お互いの印象を語ったところで互いのエピソードで話が弾む。コールリーダー歴について、地域決勝の思い出、スタジアムについて。スタジアムの問題について話題が及ぶと、会場の雰囲気が引き締まった。ホームタウンについてそれぞれの印象を語る。

中身のないJリーグクラブにはなりたくない

松本C 「(町田は)都会ですね。ただ、今回は蕎麦で張り合ったじゃないですか。信州そばには負けないぞみたいな。でもカツ丼とか付けているお店があるらしいですけど、カツ丼なんかと一緒に食べちゃダメだよ。蕎麦は香りと”のどごし”を楽しむものなんだよ。」

町田C 「フロントに言っておきます(笑)」

 今回は”小田急マッチ”ということで小田急系列店の箱根そばを食べて、信州そばに対抗しようというキャンペーンを行っていた。しかしチェーン店の蕎麦で勝負を挑まれたことは少し気に触っていたらしい。

 ホームページには日替わりでゼルビアの選手が箱根そばを食べに行き、レポートを上げていた。マスコットのゼルビーも食べに行ったという話題になると、J:COMの申し込みにも行ったという話題も入り、話題の中心はマスコットに。そんな流れの中、幻のゼルビー第D案が紹介され、会場の関心を一気に引きつけた。

松本C 「マスコットが居ること自体が羨ましいです。(山雅の)ガンズくんはまだスタジアムに遊びに来てくれてなくて・・。」

 最後に、今後それぞれのチームはどうなっていきたいか、を語って第1部は締められた。

松本C 「他のサポーターの方は気合入れて松本に来ていると思うんです。だから僕らはJFLの悪役でありたいなと。負けないように叩き潰しに行きますけど、その方が(リーグが)盛り上がる。ぜひたくさんサポーター来て、ウチにかかってきてほしいなと思います。」

町田C 「野津田改修の話でも出ましたが、二十何億円という税金を動かすことになります。その裏で、その税金で助けなきゃいけない人を無視しているのを忘れたくない。実際に町田市には保育園などが足りていなくて、知り合いのシングルマザーも子供を育てられなくて出て行ってしまった。少年サッカーから始まって、(FC町田ゼルビアが)トップリーグのチームがあるというのは確かに意味が有ること。でもサッカーの街といっても実際は(平均観客動員数が)3000人切っちゃっている。このままサッカーの街としてやっていけるか。」

町田C 「中身のないJリーグクラブにはなりたくないと思っています。経済効果という形で町田に還元していけるだけのチームにならなくてはいけない。そのためにはJリーグ昇格もそうですけど、その前に目の前のリーグを大切に戦い、JFLで一番を取るというのが大事だと思います。1番を目指すチームがあるということで、ようやく人がついてきてくれる。」

 第2部はホンダロック総統(以下、総統)も加わり、ゲストとしてソニー仙台FCのサポーターの砂金さんを招いた。ホンダロックSCは今年、非常に好調で、まだ1回しか負けていない。前期日程は2位で終えており、天皇杯シードも獲得した。

総統 「シード無くても良かったかなと。宮崎県でテレビ中継があるのは唯一(県代表の)決勝戦だけなんですね。(J2の)栃木SC戦だとNHKの放送はないと思いますし。でも、JFLの代表として頑張らせていただきます。栃木戦は1対1のドローくらいで。」 天皇杯にドローはないのだが……。

 砂金さんはサポーター歴14年。ソニー仙台がJFLに昇格して以来、全試合の90%以上を追いかけていらっしゃるとのこと。トークは砂金さんが用意したスライドを元に進められていった。一人で遠征に行った時の写真が紹介される。

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