#20 東京ヴェルディ(J2)と東京23FC(関東1部)の練習試合レポート
東京23FC・MF猪股聖哉
-今日の試合を振り返っていかがですか?
「やはり、技術も含めて強さやスピードが社会人サッカーとはレベルが違いました。そこで面を食らって、普段のプレーが出来なかった。立ち上がりがあまり良くなくて、早い時間に失点してしまった。去シーズンも立ち上がりが悪い部分はあったので、修正していかないといけないと思います」
-猪股選手自身も面食らった部分がありましたか?
「最初はプレッシャーのスピードに少し戸惑いましたけど、逆に失点してから自分は落ち着けたかなと思います」
-ここまでのコンディションはいかがですか?
「全体的にあまり良くないです。でも、最初に比べたら大分良くなっています。このまま続けていって、新加入の選手達と練習を積み重ねていけば、去年より数段良いチームになるんじゃないかなと思います」
-今年は、去年のベースを上積みしていくというイメージですか?
「去年のサッカーをベースにしつつ、『新加入選手の良い所をもっと前面に押し出すサッカーをしたい』と監督も言っていました。また、プレーの質も高めていかないといけない」
-関東1部に上がったので、全体的な上積みは必要ですよね。
「全社を優勝したFCコリアもいて、他のチームも力があります。その中で勝ち上がって、目標であるリーグ優勝を果たせるようにしたい。その為にも今から練習で積み重ねていかないと、絶対に勝てないと思います」
-ヴェルディのメンバーは若い選手が主体でしたが、やってみていかがでしたか?
「判断の速さを含めたスピード、球際の強さだったり、やはりプロとしてお金をもらっているだけあるなと。生活を懸けているというか。僕らと比べて、必死さや厳しさが違うなと感じました」
-そこの差は埋めるのは、なかなか難しいですか?
「気持ちの問題だと思いますし、技術は正直負けているとは思わないので、そこの質を求めたい。結局そういうのも意識の問題だと思うので、日頃の意識の持ち方、積み重ねで質は上げられる。そういう所にこだわってやっていきたい。その事に改めて気づけたのが、今日の収穫ですね」
(了)