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#20 東京ヴェルディ(J2)と東京23FC(関東1部)の練習試合レポート

練習試合後の両チーム監督・選手コメント

東京ヴェルディ・三浦泰年監督
-FW巻選手がゴールを挙げましたが?
「ゴールという結果を出した事より、元気にピッチに立っている事が嬉しかった。真面目にリハビリをやってきていたし、そういう選手はやはり良い表情をしています」
-キャンプの前にはキャプテンを決めるとの事でしたが、もう監督の中では固まっていますか?
「キャンプの初日に伝えようかなと思っています。ただ大事なのは、キャプテンをフォローしてくれる仲間がいるかどうか。キャプテンとしてのプレッシャーをかけるべきではないですし、求めているのはまとめる事じゃない。チームのために戦う気持ちを出せるか。そういう選手がキャプテンになると思います」
-ユースの澤井選手、畠中選手も出場しましたが?
「澤井はしっかりプレー出来ていたけど、まだ遠慮している。本当はもっと狙えるのに、安全な所へのパスが多かった。ゴールを決めに行く気持ちを見せる事で、フリーの味方も出てくると思います。彼はもっと出来る。畠中も堂々たるものでしたけど、トップで通用するかどうかはこれから。ただ、良い選手だなと」

東京ヴェルディ・FW高木大輔
-トップチームの帯同が続いていますが?
「チャンスがないわけじゃないと思いますし、ここで満足せずにキャンプでも頑張れればと思います」
-ゴールも決めましたね。
「とりあえず点を取れて良かったです。でも他にもチャンスがあって、パスをくれた中で決められなかったのは力不足。ワンチャンスを決められるかが大事になってくると思いますし、そういう選手になれるようにしたいです」
-周囲の仲間もフォローしてくれていますか?
「僕にパスが入った時、飯尾さんがすぐサポートに来てくれる。縦パスを受けて、すぐ叩けるのでやり易いです」
-今はトップチームとユースを行き来する生活ですか?
「いえ、今はトップに専念していて、ユースには全く行っていないです」

東京23FC・米山篤志監督
-Jリーグのクラブと対戦してみての感想を教えて下さい。
「こんなものかな、という所です。また、プロクラブと比べて、チームを仕上げていくスピード感の違いはどうしてもあるな、と思います」
-仕上がりのスピードを差し引いての今日の出来はいかがですか?
「新しい選手を使っての発見だったり、色々見えたのは良い事かなと思います。これだけやられると『楽しくなかった』という選手もいるかもしれない。でも、今日の気持ちを忘れずにいる事も大事かな、と思います」
-この試合で試してみたかった事は何ですか?
「新しい選手が入ってきたので、組み合わせをメインに見たかった。相手が格上で、その中でどういったものが見えるのかな、というのは1つのポイントとして見ていました」
-今シーズンオフは満足のいく補強が出来ましたか?
「特徴を持った選手達が入ってきてくれたので、良かったなと思っています」
-戦い方としては、去年のサッカーがベースになりますか?
「去年のサッカーも、選手達が色々な形でプレーしてくれた中で(スタイルが)生まれているし、今年も基本的にはそこをベースにしていくつもりです」
-いよいよ関東リーグ1部まで昇格しましたが?
「去年よりカテゴリーがひとつ上がるわけですし、全国区のJFLがもう一段上に行けば見えてくる所まで来ました。ひとつの試合に対する考え方や取り組み方が、去年よりシビアになるのかな、と。楽に勝てる試合は少なくなるんだろうなと思います」
-今年から江戸川陸上競技場を使える事についてはいかがですか?
「 『あそこに行けば東京23FCが見られる』 そういう風に思ってもらえればなと思います。使わせてもらえる以上、『あいつらが来てから楽しくなったな』と周辺住民の人達に思ってもらえるようにしたいですね」

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