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#19 1/27 FC町田ゼルビア 2013新体制発表会

町田の総力を結集し、J2返り咲きに向けて走り出す

続いて、2013シーズンのキャッチフレーズが守屋実相談役から発表される。 『共闘 想いをひとつに』

初めて経験したJリーグでは、あらゆる面で力不足だった。ピッチ内だけでなく、フロントやサポーターなど、町田のフットボールの総力を結集して戦う。そんな思いが込められている。

サポーターも気になっていたであろう背番号の発表で、一番の驚きはMF庄司悦大の番号だろう。2年目の今シーズン、彼は背番号10を背負うことになった。サポーターから上がった歓声は、この司令塔への期待の表れだろう。

最後に、チームを代表して太田選手がマイクの前に。

「去年は悔しい思いをさせてしまいました。JFLも厳しい戦いになりますが、ここにいるメンバーで、一つひとつ乗り越えたいと思います。1日1日を大切に、1年でJリーグに戻りましょう!応援よろしくお願いします」

新キャプテンがサポーターに挨拶をして、2013シーズンの新体制発表が終了した。

新監督が求める強者のメンタリティ

秋田監督による挨拶の中で、強いメンタリティというワードが出てきた。戦いを勝ち抜く上で挙げられた幾つかの言葉の一つだ。常勝軍団・鹿島アントラーズのOBでもある監督は、『勝者のメンタリティ』の意味を良く知る人物である。

強豪クラブのDNAが染み付いている指揮官の目に、FC町田ゼルビアの選手達はどのように映っているのか。

「真面目で前向きな選手が多いというのは、すごく感じています。ただ、逆境になった時に人って試されると思うので、その時でも結果を出せるような準備をしたい。もちろんまだ物足りない部分はあります。だからJFLに落ちたとも思うし、全て出来上がったチームというのはない。日々成長していこうと個人でもチームとしてもやっていると思いますし、大きな成長を自分達で望んでいかないといけない」

J2は厳しい戦いの連続で、降格は受け入れ難い現実だった。再びあの舞台に立つには、監督が言うように日々成長していかなければならないだろう。多くの選手が入れ替わったが、向上心という根っこの部分を忘れなければ、クラブは飛躍していけるはずだ。

(了)

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