【練習レポート】JFL・横河武蔵野 2013シーズン始動
1月23日、武蔵野市・横河電機グラウンドにてJFL・横河武蔵野FCはシーズン始動となった。
2012シーズンはリーグ戦こそ中位に沈むも、天皇杯・東京都代表として出場し、クラブ史上初のベスト16進出という快進撃を見せた。昨年12/19に行われた「2012横河武蔵野FC感謝祭」でも発表された通り、6シーズン率いた依田監督(現・強化担当)の退任に伴い、今季から吉田康弘監督(前ヘッドコーチ)のもと、新しいチャレンジとなる横河武蔵野FC。
まだわずかに雪が残る横河電機グラウンドで、2013シーズンがチーム始動となった。
19時前にはピッチに全員が揃い、監督からの挨拶などがあった。その後、練習に移ると、体感を鍛えるメニューをこなしていく。また、股関節や肩胛骨の稼働域を広げるものもあり、オフで眠った身体を呼び起こす意図があった。選手達がバランスを崩すこともあったが、「やっていけば必ずバランスを取れるようになるから」と吉田康弘監督が選手達に声をかける。
19時50分頃には、持久力を高めるヨーヨーテストとボール使うグループに分かれた。ボールを使うグループはふたり1組でインサイドパスやヘディングを行う。20時30分になると、センターサークルで全員参加のパス練習が始まった。最初は手で投げ、ストレッチを挟んで足でのパスに移行。その後、グループに分かれて鳥かごを行った。21時にクールダウンをし、全体練習が終了。何人かの選手は照明が消えるまでボールを蹴っていた。
始動日のため軽めのメニューで終わるかと思われたが、みっちり2時間の練習を行った。これについて監督は、「天皇杯があってシーズンが終わるのが他のチームより遅かった。もう始動しているところもあるし、少し負荷をかけるメニューにした」と言う。オフ明けとあって、今後1週間ほどはこの日のような負荷をかける内容でやっていくとのことだ。
クラブのジャージを着ていない選手が何人かいたが、彼らはセレクションを経て入団した新加入選手。既にチームにも馴染み始めているようで、着ている服こそ違ったが、彼らは既に横河の選手だ。
(了)