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#16 1/20 東京ヴェルデイ&日テレ・ベレーザ2013新体制発表

1月20日、稲城市内クラブハウスにて東京ヴェルディ&日テレ・ベレーザ2013新体制発表が行われた。

雪が残るヴェルディグラウンドは晴天に恵まれた。クラブハウスで新体制発表会見、人工芝グラウンドでファンの集いが行われ、新体制発表会見には羽生英之社長、東京ヴェルディと日テレ・ベレーザの新加入選手、監督が登壇した。

新加入選手がお披露目された新体制発表会見

最初にマイクを持った羽生社長は、ここ数年でクラブとしての体力が回復したことを述べた。

「私がヴェルディを預かって2シーズンほどが経ちました。先がどうなるかわからない状況でスタートしたわけですが、少しぐらいの不測の事態には耐えられるようにはなってきました。ここから、私共の真価が問われることになると思います。次のステージに向けて、ここからスタートするという気持ちでおります」

昨年は例年より早くシーズンを終えたこともあり、今シーズンに向けて早くスタートを切ることができた。その時間的余裕を利用し、新シーズンに向けて良いメンバー構成になったことを強調した。

今シーズンからヴェルディの指揮を執る三浦泰年監督は「選手達としっかりまとまって、一日一日コツコツと積み重ねて、見ている人達が感動するようなサッカーをしたい」と言う。昇格というシンプルだが大きな目標に向かって、チーム一丸となって戦うことを宣言。

日テレ・ベレーザの監督も代わった。野田朱美前監督から、下部組織の日テレ・メニーナから寺谷真弓氏が新監督となる。これまで育成年代を歩んできた指揮官が、より結果を求められるトップチームでどのような手腕を発揮するか楽しみだ。

「13年間メニーナで監督をやらせて頂いていました。今までは、結果も大事ですが、それよりも中身にこだわったサッカーを目指してやってきました。これからは結果も求められる中で、自分でもどうなるか未知数です。」

「幸い、自分が見てきた選手がたくさんいるので、選手と一緒に成長しながら最終的には優勝を目指して戦っていきたいなと思っています」

本人が言うようにトップチームでの指揮には未知数な部分もある。だが、現在ベレーザに所属するメニーナ上がりの選手は、ほとんどが寺谷監督の教え子だ。

特徴もよくわかっており、新しいベレーザを作っていく上で彼女はうってつけの人物ではないだろうか。

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