#2 8/14 なでしこリーグ 第3節 日テレ・ベレーザ vs 福岡J・アンクラス
圧倒的なシュート数、実力の差をみせ大勝したベレーザ
「(暑さ対策として)今週は上げて練習をしてきて、それが裏目に出るのかなと心配はしたが、頑張ってきた甲斐があって(選手の)コンディションがよかった。」
「元々シュート数が多いけれど、得点が入らないというのが今季これまでの全てだった。入れるところで入れれば点が取れるんだという事を、選手は集中して示してくれた。」
(ベレーザ監督・野田朱美)
早々に主導権を握ったベレーザはこのあと、さらに4点を追加することとなる。前半31分にFW木龍七瀬が中央をドリブルで突破し、2点目。前半37分に木龍が獲得したPKをMF伊藤香菜子が決めて3点目。
後半11分にMF小林が相手GKのこぼれ球を拾って4点目。後半13分には木龍のクロスをFW田中美南が頭で合わせて5点目。
得点差で圧倒したのもそうだが、シュート数でも圧倒している。ベレーザが21本のシュートを放ったのに対して福岡J・アンクラスは1本しか放っていなかった。
「大きな展開、サイドをシンプルに突破する、クロスからのシュートはしつこいくらいにやってきたこと。」と、試合後に野田監督が語るように、内容に結果がついてきている。
この日の試合は、今季のベレーザが目指していたサッカーを全て表現できた。オリンピック中断前の前期リーグ最終戦にして、集大成とも言える試合を見せることができた。