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【試合予定 JFL】日本フットボールリーグ 後期 第14節

11/5(土)に行われる試合は以下のとおり。

13時 横河武蔵野FC vs FC町田ゼルビア(駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場)

横河武蔵野FCは勝点24で15位、FC町田ゼルビアは勝点45で3位となっている。

<11/3終了時の日本フットボールリーグ順位>
1位 勝点52 SAGAWA SHIGA FC
2位 勝点48 AC長野パルセイロ
3位 勝点45 FC町田ゼルビア
4位 勝点44 松本山雅FC
5位 勝点43 FC琉球
6位 勝点43 ホンダロックSC
7位 勝点42 ツエーゲン金沢
8位 勝点42 V・ファーレン長崎
9位 勝点39 カマタマーレ讃岐
10位 勝点39 HONDA FC
11位 勝点32 ブラウブリッツ秋田
12位 勝点32 佐川印刷SC
13位 勝点31 栃木ウーヴァFC
14位 勝点28 MIOびわこ草津
15位 勝点24 横河武蔵野FC
16位 勝点22 アルテ高崎
17位 勝点17 ジェフリザーブズ
18位 勝点10 ソニー仙台FC

 
〜東京偉蹴的プレビュー〜
前節11/3から中1日という過密日程となる今節は、JFL・東京勢の直接対決となった。今季も残り7試合とリーグ戦は佳境を迎えているが、この2チームの目標は明確に分かれてしまった。

FC町田ゼルビアは直近4試合で3勝をあげており好調をキープ、リーグ3位に浮上している。
「今季こそJ昇格する」という目標達成が、いよいよ現実的になってきた。昇格の条件としては、成績面ではリーグ4位以内に入る事、かつ準加盟クラブ(※1)の上位2チームである事が求められる。他にもホームゲーム平均観客動員数や、スタジアム(※2)のJリーグ基準クリアなど条件はあるが、まずは結果を出さなければ意味が無い。

現在8位のV・ファーレン長崎まで勝点差は3。町田ゼルビアとの間に6チームがひしめき合っている。
この2ヶ月間は毎節のように順位も変動しており、12/11のリーグ最終節まで4位以内を争う“勝点差1”の勝負が続くだろう。前節ジェフリザーブズ戦もボールポゼッション率、シュート数は大きく上回っている。FW勝又・鈴木、MFディミッチが各々10ゴールを挙げており、どこからでも得点を奪えるチーム戦術も浸透している。しかし、ここからの1試合1試合は“勝点3”にこだわるサッカーが出来るのか、ポポヴィッチ監督のチームマネージメントに注目したい。

対する横河武蔵野FCは、シーズン序盤から下位に沈み、なかなか浮上のきっかけを掴めていない。
前節・松本山雅戦では後半アディショナルタイムに追いつかれるなど、4試合連続で引き分けている。9/14の佐川印刷SC戦以降、7試合も勝利が無い。選手達は口を揃えて「関東リーグ降格の危機感をチームの一体感に繋げたい」と語る。

試合内容に関しては決して悪いものでは無い。夏の天皇杯予選敗退以降は、チーム戦術も浸透し、選手間のコミュニケーションや連携も向上している。上位チームと実力差はほとんど無く、ゼルビア相手にも充分通用するだろう。FW小林陽介は10/15の松本山雅戦の後に「(足りないものは)あとは攻撃陣の決定力だけです」と語った。その本人が前節11/3、古巣・松本戦で同点ゴールを決め“有言実行”をした。

今季の対戦はリーグ開幕戦となった4/24(日)、町田市立陸上競技場で行われ、横河武蔵野FCが2-1でFC町田ゼルビアに勝利している。今季のリーグ成績は明暗が分かれているが、お互いの勝利を欲するモチベーションには全く差は無い。

先週10/30のJ2・東京ダービーは大観衆を集め、最高の盛り上がりとなった。今週末の駒沢オリンピック公園の“JFL・東京決戦”も見逃せない。そして、もしかしたら、これが最後の横河vs町田のJFL対決となるかもしれない。

※1 Jリーグ準加盟クラブはFC町田ゼルビア、松本山雅FC、カマタマーレ讃岐、V・ファーレン長崎の4ーム
※2 Jリーグ入会審査の予備調査で指摘された、2012年の町田市立陸上競技場の再改修工事の前倒しについても、町田市行政と連携して進めていく事が確認されている。