
#2 8/21 J2 第25節 栃木SC vs FC東京
『東京偉蹴的 MATCH OF THE WEEK』 #2
8/21(日)18時 J2 第25節 栃木SC 2-1 FC東京 (栃木県グリーンスタジアム)
東京偉蹴Edit. トーキョーワッショイ!J2リローデッド 053
【栃木の術中に嵌った東京。この一敗は成長の過程に於ける結果と割り切るしかないが、ライバルとの差は縮まった】
ボランチの攻防
試合後、栃木の2点目を挙げた殊勲の水沼宏太はこう言った。
「(東京との)勝ち点差を7に広げるのではなく、1に縮めたことは大きい。ここで負けたらモチベーションが下がる可能性もあった」
「自分たちは諦めてはいない。本気でJ1をめざしている」
もし東京が勝っていたら栃木との勝ち点差を7に拡げ、彼らに引導を渡すところだったが、試合後に勝ち点差は1に縮まった。
栃木は息を吹き返し、東京を倒すことで自信を深めた。次々週、熊谷での再戦はかなり困難な試合になるかもしれない。
栃木に勝てなかった以上は、この敗戦を糧とするほかはない。ではいったい何を学習すればよいのだろうか。
東京のドイスボランチが栃木のドイスボランチに狙われていることはあきらかだった。
栃木の布陣は4-4-2で中盤と最終ラインがフラットに並ぶ。2トップを務めるリカルド ロボとサビアは徳永悠平とアンカーの高橋秀人のあいだ、または秀人と中村北斗のあいだに入っている。栃木の中盤ラインはフラットに、梶山の前に並んでいる。その状態では梶山がボランチに狙われるし、秀人はたとえば相手2トップにひとりで立ち向かう、2対1の数的不利に陥る可能性がある。数的有利、不利の対象はシチュエーションごとに変わるが、いずれにしても東京のボランチの周囲に何かが起きそうな布陣の相性ではあった。
そして秀人が「パスミスがあってもよいのですが、(相手と位置が)入れ替わってしまうと数的不利になる」と試合後に語ったとおり、実際に数的不利の危険に陥る場面が目立った。