#111 4/14 JFL 第6節 横河武蔵野FC vs Y.S.C.C.
『東京偉蹴的 MATCH OF THE WEEK』 #111
横河武蔵野FC 今シーズン最多失点で完敗を喫す
4/14(日)13時 武蔵野市立陸上競技場
JFL 第6節 横河武蔵野FC 0-5 Y.S.C.C.
2勝2敗1分の10位で今節を迎えた横河武蔵野FC。対するY.S.C.C.は開幕戦の勝利以降4連敗で16位。
サイド攻撃からチャンスを作った前半
下位に低迷するY.S.C.C.はこの日、風上を取って攻勢を仕掛けようとチャレンジする。しかし序盤は一進一退の展開が続き、横河も風下ながらしっかり対応していた。むしろY.S.C.C.の方が風を味方にし切れず、パスの精度を欠く場面が目立った。
前半も半ばを過ぎると、横河が両サイドを使った幅広い攻撃を展開する。3-4-3の左サイドハーフに入ったMF遠藤真仁が、何度もタッチライン際を攻め上がっていた。そしてチームは右サイドからも仕掛ける。
31分、右サイドの崩しからMF加藤正樹がクロスを送ると、FW冨岡大吾が頭で合わせる。相手GKにキャッチされたが、攻撃に人数をかけてストライカーに合わせる形を生み出した。
意図のあるトライを続けたY.S.C.C.に屈する
後半開始から、勢いよく攻めたのは横河。風上を上手く利用出来ればペースを握り続けられるようにも思えたが、ホームチームの攻勢は長続きしなかった。
後半10分、Y.S.C.C.が相手ゴール前へボールを送ると、混戦を押し込んだのはMF伊池翔吾。立ち上がりの嫌な流れを一変させる先制ゴールとなる。
横河もすぐさま反撃に出る。13分、相手陣内で冨岡が奪うとそのまま持ち込んでシュート。20分には、途中出場のMF小野祐輔が粘って冨岡が狙う。相手ディフェンダーに当たってこぼれた所にMF岩田啓佑が強烈なシュートを放つ。しかし、これがY.S.C.C.・GK高橋拓也のビッグセーブに阻まれゴールならず。複数のチャンスを決めきれなかった代償は大きかった。以降、横河は防戦一方の展開を強いられる。