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#37 4/29 高円宮杯プリンスリーグ 第3節 FC東京U-18 vs 山梨学院大付属高

『東京偉蹴的 MATCH OF THE WEEK』 #37


新たなスタイルを構築中のFC東京U-18
終盤の追い上げも及ばず2連敗


4/29(日)11時 東京ガス武蔵野苑 多目的グラウンド
高円宮杯U-18 プリンスリーグ関東1部 第3節
FC東京U-18 2-3 山梨学院大学附属高校

プリンスリーグ関東1部リーグ、FC東京U-18と山梨学院大学附属高校の試合は、昨日と同じく夏のような暑さの中で行われた。

先制したものの、立て続けに3発を浴びる

互いに1勝1敗でこの日を迎えた。FC東京U-18としては前節を落としているだけに、2連敗は避けたい所だ。

両チームとも相手ゴールに迫る中、最初にチャンスを作ったのはF東京。前半15分、右サイドを抜け出したFW岩田拓也が、ドリブルで持ち込んでシュート。しかし、ゴールライン手前で相手が触り、CKに逃げられる。

F東京は、自分達のサッカーをしようと、ビルドアップしながらゲームを組み立てていく。そこから、両サイドの選手を走らせて裏を突く。それが実ったのが28分。右サイドのスペースに抜け出した岩田が、少しためてから丁寧に中へパス。これをMF小泉将来がフリーでシュート。相手GKも反応し、手に触れたものの、ゴールは決まった。試合開始から、サイドで存在感を見せていた岩田が、貴重な先制点をもたらした。

しかし喜びも束の間、山梨学院が同点ゴールを奪う。31分、FKをゴール前に放り込むと、混戦から最後はFW名嘉真朝季が押し込んだ。3分後にも、カウンターから少ないパスで左サイドへ展開。MF松浦帝斗のクロスはF東京・GK馬場拓郎に弾かれるも、MF樋口竜也が右足ボレーを叩き込んだ。山梨学院の猛攻はまだ終わらない。39分、中盤でボールを奪うとショートカウンターを仕掛ける。ゴール右からFW斎藤翔太が右足で狙い、チーム3点目を決めた。

 
F東京としては、あっという間に追う立場に変わってしまった。先制してから3点を許すまで、わずか11分間の出来事だった。

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