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#128 7/7 全社 関東予選 決勝 日立ビルシステム vs tonan前橋

『東京偉蹴的 MATCH OF THE WEEK』 #128

延長戦を含めた激闘の末 日立ビルシステムサッカー部は敗れる

7/7(日)11時 群馬県敷島公園サッカー・ラグビー場
全国社会人サッカー選手権大会 関東予選 決勝
日立ビルシステムサッカー部 1-2(延長) tonan前橋

優位に進めながら失点し、一人少なくなる事態に

全社・本大会出場を賭けた関東予選決勝。今シーズンから関東リーグ1部に昇格した日立ビルシステムサッカー部は、同じ関東1部のtonan前橋と対戦した。5月のリーグ戦では0-1と惜敗している。

「繋ぐというよりパワフルなイメージがあったので、こっちは体を張る所は張っていこう」

今回の試合前、元田直輝監督は選手達にそう話したという。

試合立ち上がり、tonanは無理にボールを繋ごうとはせず、セーフティに蹴り出す場面が目立つ。日立はマイボールを大事にし、左サイドのMF福田建が攻撃にアクセントを加えていく。前半12分には、その福田がチャンスを作り出す。左サイドからドリブルを仕掛けると、相手二人の間をすり抜けてバイタルエリアに侵入。シュートは惜しくも外れたが、日立が攻勢に出ようとしていた。

23分、FW石澤太暉が相手ディフェンスラインの裏へ抜け出す。しかし、これは飛び出してきたGKに阻まれた。26分には福田が、今度は中央に侵入しながら縦へ切り返す。しかし、シュートは相手GKのファインセーブに阻まれた。試合は、日立ペースで進んでいた。しかし28分、DF大瀧直也のクロスにDF田中淳が頭で合わせて、劣勢と思われたtonanが先制点奪取に成功した。32分には、日立・DF山本陽一が2枚目の警告を受けて退場。リードを許した直後、日立は一人少ない中での戦いを余儀なくされた。

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