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#46 6/2 関東リーグ1部 前期 第9節 FC KOREA vs 東邦チタニウム

以降も東邦が優勢に試合を進める。パスの出し手と受け手の息が合っているから、相手の中盤とディフェンスラインの間でもしっかりとパスを繫ぐことができる。ただ、KOREAも最後の所は自由にさせなかった。

前半、KOREAはチャンスらしいチャンスを作ることができなかった。中盤の底からMF李智星がパスを捌いていたが出し所がなく、ボールを持つ時間が長くなる場面もあった。

44分、右サイドからのクロスを、中央でFW姜豪が頭で合わせるも大きく枠を外れる。とはいえ、前半の最後に攻撃の形を作り、フィニッシュまでいくことができた。

勢いを取り戻したが、加点され敗北

KOREAのキックオフで始まった後半、前半とは打って変わってホームチームが攻勢を仕掛ける。5分、左サイドで粘ったFW金載東がゴールライン際からマイナスのクロスを送る。MF金鎭園がシュート。これがゴールに吸い込まれ、KOREAが1点を返した。

ゴール後も、KOREAペースで試合が進む。10分には、左CKを李智星が頭で合わせるも、クロスバー直撃でゴールならず。2分後にも、カウンターから右サイドのオープンスペースに抜け出したFW権載龍が、そのまま持ち込んでシュートを放つ。しかし、相手GKに阻まれゴールならず。KOREAは同点に近づいていた。しかし東邦も粘りを見せ、スコアが動かない。すると、後半はほとんど自陣で過ごしていた東邦が牙を剥く。

35分、FW加藤卓也が裏へ抜け出すと、ペナルティエリア内左から左足を振る。これが逆サイドのネットを揺らし、東邦が相手を突き放す3点目を挙げた。試合はまだ終わらない。45分、和田がだめ押しのゴールを決め、勝負あり。1-4で東邦が勝利を収めた。

KOREAとしては、前半が悔やまれる。相手に自由を与えすぎてしまい、45分間はチグハグなまま終わってしまった。後半に盛り返し、反撃の1点を奪ったものの後が続かなかった。

そして、逆に2点を追加され敗れた。

試合の入り方を改善し、次節以降に臨みたい所だ。

(了)

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