【試合結果 都リーグ1部】東京都社会人サッカー1部リーグ
10月23日(日)に各地で行われた試合は以下のとおり。
フットボールクラブ新宿は青梅フットボールクラブと下高井戸運動場で対戦し、3-2で勝利した。
むさしのFCは早稲田ユナイテッドと駒沢補助競技場で対戦し、3-2で勝利した。
FC GIOCO世田谷は三菱養和SCと三菱養和巣鴨で対戦し、4-1で勝利した。
<10/23終了時のリーグ順位と残り試合数>
1位 勝点37 東京23フットボールクラブ
2位 勝点31 青梅フットボールクラブ
3位 勝点30 三菱養和サッカークラブ
4位 勝点25 三菱商事サッカー同好会
5位 勝点23 T.F.S.C
6位 勝点20 早稲田ユナイテッド(残1)
7位 勝点19 FC.フエンテ東久留米
8位 勝点16 アストラ倶楽部(残1)
9位 勝点15 V.F.C 1st
10位 勝点15 FC GIOCO世田谷(残1)
11位 勝点14 フットボールクラブ新宿(残2)
12位 勝点12 むさしのFC
13位 勝点10 CERVEZA FC 東京(残1)
14位 勝点7 プログレッソ東京(残1)
15位 勝点5 東京ベイフットボールクラブ(残1)
《試合レビュー》都リーグ1部 FC GIOCO世田谷 vs 三菱養和SC
試合開始直後から両チームの温度差がハッキリと表れた。大きな声を出し合って連携をとるFC GIOCO世田谷と、比較的大人しい三菱養和SC。1部残留争いをしているFC GIOCO世田谷と、関東社会人大会出場が決まっている三菱養和SC。結果が出ていないFC GIOCO世田谷と、結果が出てしまっている三菱養和SC。順位は三菱養和SCが上だったが、両チームにおける試合に対する背景をはっきり表すように、試合は立ち上がりからGIOCOが積極的に攻め込んだ。そしてGIOCOは勢いをそのままに2点の先行に成功する。
GIOCOの勢いがなくなってきたところで養和は徐々にエンジンをかける。 養和は細かく丁寧にボールを回しながらGIOCOの守備を切り裂くと、左サイドに展開した。養和はアディショナルタイムにFW滝口慎也が左サイドから枠を捉えたシュートを放つ。ゴール右隅を捉えた完璧な軌道だったが、GKの好セーブに阻まれた。養和が攻撃の主導権を握ったまま、前半はGIOCOが2点をリードして終える。
後半に入っても養和の攻勢は続く。しかし養和は主導権を握りながらなかなか攻めきれない。GIOCOの体をはった守備が養和の攻撃を跳ね返し続けた。
守備の時間が長くなっていたGIOCOは時折カウンターで養和のゴールに迫る。すると後半12分、GIOCOはカウンターからFW馬込司がひとり抜け出す。馬込は養和の守備を引き連れながらゴール前までボールを持ち込むと、タイミング良く左足を振り抜いてゴールネットを揺らした。
GIOCOは22分に1点を返されてしまうが、破られたのはこの程度だった。41分、GIOCOは右サイドからゴール前へボールを送り込むと、長身のFW高橋祐伎がニアサイドでボールを落とす。落としたボールを馬込がゴール前で押し込んで追加点とした。90分間の戦いを上手に戦い抜いたFC GIOCO世田谷が4-1で勝利した。GIOCOはこれで1部残留が決定した。