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【試合結果 都リーグ1部】東京都社会人サッカー1部リーグ

10/1(土)に行われた試合は以下のとおり。
早稲田ユナイテッドはFC GIOCO世田谷と早大東伏見グラウンドで対戦し、4-2で勝利した。

10/2(日)に各地で行われた試合は以下のとおり。
V.F.C 1stはFC.フエンテ東久留米と三郷スカイパークで対戦し、5-0で勝利した。
T.F.S.CはむさしのFCと東芝府中事業所内サッカー場で対戦し、1-1で引き分けた。
アストラ倶楽部は東京ベイフットボールクラブとかえつ有明中高等学校で対戦し、4-2で勝利した。

<10/2終了時のリーグ順位と残り試合数>
1位 勝点37 東京23フットボールクラブ(残1)
2位 勝点30 三菱養和サッカークラブ(残2)
3位 勝点25 青梅フットボールクラブ(残3)
4位 勝点24 三菱商事サッカー同好会(残1)
5位 勝点23 T.F.S.C(残0)
6位 勝点20 早稲田ユナイテッド(残2)
7位 勝点15 FC.フエンテ東久留米(残2)
8位 勝点15 V.F.C 1st(残1)
9位 勝点15 アストラ倶楽部(残2)
10位 勝点11 フットボールクラブ新宿(残3)
11位 勝点10 CERVEZA FC 東京(残2)
12位 勝点10 FC GIOCO世田谷(残4)
13位 勝点9 むさしのFC(残1)
14位 勝点6 プログレッソ東京(残3)
15位 勝点5 東京ベイフットボールクラブ(残1)

《試合レビュー》都リーグ1部 アストラ倶楽部 vs 東京ベイFC
試合はアストラ倶楽部が攻撃的に進める。アストラ倶楽部は攻撃の機会さえあれば前線へ一気にボールを送り込む。放り込みの美学さえ感じる徹底された放り込みサッカーを披露した。

東京ベイFCは勝たなければ自動残留への目が無くなる。しかし堅守速攻を定番としてきた東京ベイFCには攻撃的なサッカーというオプションが存在しない。東京ベイFCはボールを奪ったあと、徹底して2トップのFW24番やFW田中洋明へボールを送り、強引に打開を図った。

放り込みvs放り込みの対決。決して無理をしない、現実的な戦い方を両者表現した。東京都リーグに限定せず、ある意味残留争いを象徴する様な試合が繰り広げられた。

どちらに転ぶか分からないまま進められた試合はアストラ倶楽部が先制する。前半17分、アストラ倶楽部は左サイドからゴール正面へ送り込まれたボールを、FW玉田知也が頭で合わせてゴールネットを揺らした。

試合は一見してアストラ倶楽部が優勢の様に見えたが、東京ベイFCにもまだまだ得点の機会があった。両チームともに盤石とは言えない。ひとつの精一杯と、ひとつの偶然が重なっただけで状況が変わる。絶妙なバランスを保った試合展開だった。

後半は激しさこそ感じなかったが、 めまぐるしく攻守を入れ替えて試合が進められる。主導権はどっちつかず。重要になる次の1点がどちらに入るかは全く分からなかった。

その次の1点を東京ベイFCが奪う。後半19分、右サイドクロスからFW山内淳一が得点し、東京ベイFCが同点に追いついた。東京ベイFCが同点弾を奪ったあと、試合はしばらくは東京ベイFCの攻勢が続く。しかし追いつかれたアストラ倶楽部も徐々にエンジンをかけ始めた。

後半29分、アストラ倶楽部はMF玉田英史の得点で突き放す。すると、そのまま更に2点を追加してスコアを4-1とし、試合を決定づけた。敗戦が決定的となり、東京ベイFCの選手からは覇気が感じられなくなる。東京ベイFCはアディショナルタイムに得点を奪い、一矢報いたが、結果は4-2でアストラ倶楽部の勝利となった。