【試合結果 関東社会人】第45回 関東社会人サッカー大会 5位決定戦
1/14(土)に行われた2試合の結果は以下のとおり。
第1試合 11時 東京23フットボールクラブ 2-1 ホンダルミノッソ狭山FC(市原臨海競技場)
第2試合 13時30分 茨城教員葵FC 1-3 tonan前橋サテライト(市原臨海競技場)
なお、明日15(日)の関東サッカーリーグ昇格決定戦は以下のとおり。
11時 東京23フットボール vs tonan前橋サテライト(市原臨海競技場)
この試合の勝者が、関東サッカーリーグ2部昇格チームとなる。
《試合レビュー》 関東社会人サッカー大会5位決定戦 東京23FC vs ホンダルミノッソ狭山FC
序盤から東京23フットボールクラブが試合を支配する。特に右サイドから攻撃を仕掛け、MF田村聡とDF渡邉敬人のコンビで相手の守備を崩す。何度もフィニッシュまで持ち込むと6分、左サイドからのクロスにDF伊藤龍が頭で合わせ、幸先良く先制に成功する。8分には、相手のパスをカットしたFW山本孝平がそのまま持ち込みシュートを放つ。先制後も東京23FCは攻め手を緩めない。細かいパスで相手バイタルエリアを崩し、シュートを狙う。27分にはFW池田啓太、31分には田村がチャンスを迎えるも、追加点は奪えない。
早い時間にゴールを奪い、その後も攻め続けた東京23FC。しかし、追加点を奪えず前半を終えた。何度もチャンスを作りながら点差は1。試合の行方はまだわからない。
後半に入ると、ホンダルミノッソ狭山FCが息を吹き返す。そして6分、東京23FCは失点を喫することになる。最初のシュートはなんとか防ぐも、こぼれ球を押し込まれてしまった。その後も、東京23FCのペースは変わらないものの、ルミノッソも時折鋭いカウンターでゴールに迫った。
18分、FW山本恭平が見事なコントロールから相手をかわしてシュートを放つ。22分には、ドリブルでペナルティエリア内に侵入した田村がラストパス。フリーで山本孝が狙うも、相手GKのファインセーブでゴールならず。東京23FCは決定的な場面を何度も作り出すが、フィニッシュの精度を欠いたり、相手の粘り強い守備に阻まれてしまう。そして39分には、相手にあわや逆転という場面を作られてしまった。それでも、地力で勝るのは東京23FC。45分、左サイドからのFKのこぼれ球を拾った山本孝がクロスを送る。GKがファンブルしたところを伊藤が頭で押し込んだ。伊藤のこの日2点目のヘディングゴールが、東京23FCを勝利に導いた。関東リーグ昇格に、一歩近づいた。
DF伊藤龍のコメント
-試合の感想は?
「厳しい試合になると思っていた中で勝てたのは大きい。立ち上がりにセットプレーで点が取れて良かった。」
-監督不在という状況だが?
「監督がいない中でもやっていかないといけないし、ベースはアマラオ監督がいた頃と変わっていない。」
-追加点がなかなか奪えなかったが?
「早めに追加点を取って楽な展開にしたかったが、試合勘があまりなく、シーズン中と比べるとポジショニングのバランスも悪かった。明日しかないので、今できることをやるしかない。ミーティングで話したのでしっかり修正したい。」
-明日に向けて
「明日はもっと良い内容にしたい。うちらしく、人数をかけてバイタルエリアを崩すようなサッカーをしたい。チャレンジャー精神で謙虚な気持ちでやらないといけない。」
(了)