【試合予定 なでしこ】プレナス なでしこリーグ / チャレンジリーグ

4/21（土）に行われるプレナス チャレンジリーグ 第3節は以下のとおり。

13時　スフィーダ世田谷FC vs 静岡産業大学磐田ボニータ（西が丘サッカー場）

～スフィーダ プレビューコラム～
前節、7-0で圧勝したスフィーダは開幕2連勝で単独首位に位置する。まだ2試合しかこなしていないため、今の順位に一喜一憂している場合ではないが、首位という響きは良いものだろう。対するボニータも2連勝中とあって、見応えのある試合が展開されそうだ。

スフィーダは、DF田中麻里菜、MF田中真理子、FW石渕優紀のセンターラインが良く、チームの核となっている。特に、石渕は前節ハットトリックを達成しており、今節も活躍が期待される。この3人以外にもFW森仁美のドリブルには注目だ。得点力も兼ね備え、彼女も前節でハットトリックの活躍だった。

スフィーダのスタイルはパスを繋ぎながらゴールに迫ること。開幕戦では、ピッチコンディションの悪さもあって持ち味を出す場面は少なかった。今節はホーム2戦目。本来のサッカーを見せたいという気持ちは強いだろう。相手がどこであろうと関係なく、自分達のサッカーを貫く。その姿勢が何より大事で、それがスフィーダのアイデンティティとなっていく。

なでしこリーグ昇格という大きな目標がある。上の舞台でも通用するよう、チャレンジリーグでは、とことん自分達のサッカーと向き合ってほしい。

 
4/22（日）に行われるプレナスなでしこリーグ 第2節は以下のとおり。　

11時　日テレ・ベレーザ vs ASエルフェン狭山FC （駒沢オリンピック公園陸上競技場）

～ベレーザ プレビューコラム～
女王の座奪還を目指すべレーザは、開幕戦で5ゴールを奪った。守備でも、相手のシュートを2本に抑えるなど、終始攻め続けての完勝だった。ただ、野田朱美監督は満足していない。「もっと取れたんじゃない、と選手達には話した。」というように、5点でもやや物足りない試合ではあった。それでも、攻撃に関しては心配していない様子。

「アタッカー陣は特にコンディションが良い」と野田監督も目を細める通り、個性的な選手達が練習でも躍動。19日（木）の紅白戦では、FW永里亜紗乃、FW岩渕真奈の2トップ、両サイドハーフのMF伊藤香菜子、MF木龍七瀬が持ち味を発揮した。

課題はむしろ守備にある。「カウンターへの対応はべレーザの課題。（野田監督）」であり、優勝のためには攻守の切り替えを更に高める必要がある。そのためには、「攻めている時も守備の意識を持てるように」と、野田監督は言う。守備のバランスを考えながら、いかにべレーザらしい高い攻撃力を発揮できるか。その点も注目ポイントになりそうだ。

今年は各年代の世界大会があり、候補合宿に呼ばれる選手がべレーザには多い。U-17女子日本代表の遠征に参加するため、前節のメンバーからはDF土光真代、途中出場のMF籾木結花が抜けることになった。特に、センターバックが外れることは小さくないダメージだ。

だが野田監督は、戦力に自信を持っている。「木下（栞）も遜色なくできる。自分の持ち味を出してくれれば良い」と、木下に信頼を寄せる。シーズン通して同じメンバーではできない。それをわかっているから、各選手が複数のポジションをこなせるように、ここまでやってきたのだ。

今節は、東京ヴェルディと駒沢オリンピック公園陸上競技場で同日開催となる。「嬉しいし、新鮮で楽しみ」と言い、野田監督は続ける。「お互い（リーグ）優勝できれば。」

その目標を成し遂げるべく、エルフェンを確実に叩き、開幕2連勝を果たしたい。

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（了）