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【試合予定 東日本大震災復興支援チャリティマッチ】ベレーザ vs アーセナル

12/4(日)に東日本大震災復興支援チャリティマッチが東京都多摩市で開催される。

13時30分 日テレ・ベレーザ vs アーセナル・レディースFC(多摩市立陸上競技場)

この試合は入場無料となっており、試合会場にて選手達による募金活動が行われる予定。募金は震災復興支援金として寄付される事になっている。

アーセナル・レディースFCは11月25日(金)に来日し、12月5日(月)まで日本に滞在する。すでに11/30(水)にINAC神戸レオネッサ(なでしこリーグ王者)と、12/2(金)に武蔵丘女子短期大学とのチャリティマッチを行っている。

〜東京偉蹴的プレビュー〜
東日本大震災復興支援チャリティーマッチとして多摩市立陸上競技場で日テレ・ベレーザがアーセナル・レディースFCと対戦する。アーセナル・レディースは、国内3冠を達成した強豪だ。今年の女子W杯でなでしこジャパンを破ったイングランド代表選手も名を連ねる。特にその試合でゴールを挙げたFWエレン・ホワイトとFWレイチェル・ヤンキーには注意が必要だ。11月30日には、なでしこリーグチャンピオンのINAC神戸レオネッサと対戦し、1-1で引き分けている。

アーセナル・レディースの印象について野田朱美監督は、「INAC戦は見た。U-20W杯に帯同した時や、今年のW杯で日本がイングランドと戦ったので、イングランド自体のスタイルはわかっていた。アーセナルも大きな違いはない」と話す。

4日の試合については、「打ち合いが面白いかなと。相手もブロックは作るけど、引いて守るのではなく前から来ると思う。うちも同じように前線からプレスをかけて、打ち合いができればと思う」と、真っ向勝負を望んでいた。

今週木曜日の練習では、紅白戦で控え組のチームに東京ヴェルディ・ユースの選手を多く入れた。これについては「実際は怪我人がいて人数が足りなかったから」と笑う。しかし、「東京Vユースの選手には最終ラインをやってもらった」と、フィジカルの強いアーセナル・レディースをイメージしていた。

また、この紅白戦にMF原菜摘子が出場していなかった。これについて野田監督は、「一昨日膝をやってしまった。でも、その時は心配したけど重症ではなかった」と話す通り、紅白戦の間はグラウンドの周りをハイペースで走っていた。シュート練習などのメニューもこなしていたため、試合には問題なさそうだ。

この試合は、全日本女子選手権に向けての重要な調整の場でもある。なでしこリーグのタイトルを逃しているだけに、この大会はなんとしても優勝を目指す。アーセナル・レディースに勝利し、全日本女子選手権に弾みをつけたい所だ。

東京偉蹴FOOTBALLでは、この試合のマッチレポートを掲載する予定。