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FC町田ゼルビアが帝京大学と練習試合

4月24日、FC町田ゼルビアは小野路グラウンドで帝京大学とトレーニングマッチを行った。

前節、FC町田ゼルビアはヴァンフォーレ甲府相手にドローゲームを演じた。そんなゼルビアはこの日、帝京大学とトレーニングマッチを行った。
45分×2本の1本目、相手の守備に進路を塞がれゴール前まで持ち込めない。4-4-2の2トップの一角に入ったFW北井佑季が強引なドリブルを仕掛けても、相手のタイトなマークにあい決定的な場面を生み出せない。すると23分、中盤で相手に前を向かれデイフェンラインの裏へ通される。最後はループシュートを決められ、先制点を許した。

だが41分、MF鈴木崇文のスルーパスを受けたF鈴木孝司が、角度のあまりない所からシュートを突き刺し同点。なんとか追いついて、1本目を終えた。

2本目に入ると、展開は一転してゼルビアのペースとなる。3分、サイドチェンジを受けた北井が、ファーストタッチで相手をかわす。折り返しは阻まれたが、こぼれ球を鈴木崇が押し込んで逆転に成功した。11分には、MF酒井良が決めて3-1。その後1点を返されるも、以降もゼルビアが加点していく。結局、8-2で試合を締めくくった。2本目は、攻撃に連続性があった。最初の攻撃を防がれても、2次3次と攻撃が続いた。相手を引きつけてからパスを出すなど、工夫を加えてことで相手に的を絞らせなかった。

4/24 TM vs帝京大学 フォーメーション
    北井佑季  鈴木孝司

酒井良      ドラガン・ディミッチ
  鈴木崇文  コリン・マーシャル

小川巧             三鬼海
    戸田和幸  加藤恒平

        相澤貴志

TM後の監督・選手コメント

オズワルド・アルディレス監督
-これから連戦が続きますが?
「緊張しすぎずにやりたい。V甲府戦は重要な試合でした。勝点1は大変重要な意味を持ちます。まだ私が要求する事の全てを、選手達が出来ているわけではないので、引き続き厳しくトレーニングしていきたいと思います。こちらがボールを保持している時は、もっと速くボールを動かさなければいけない。そういったことが追々できるようになっていけばと思います。ただ、信じられないくらい良くなっている部分もあります。意欲的な選手達がいて、嬉しく思います。」
-ヴァンフォーレ甲府戦について振り返ってください。
「勝点3を取ることに越したことはないが、負けなかったことは心理的に大きいと思います。」
-3バックについてはいかがでしたか?
「甲府戦は、3バックでなければ引き分けられなかったかもしれません。リスクマネジメントという意味で、後ろに3人いたことで、引き分けに持ち込めたのではないかと思います。」
-シュートを増やすにはどのようなことが必要ですか?
「攻撃に多くの人が参加しているのは良いと思います。ゴールは色々な状況があって生まれるもの。それに対して自分達がどれだけインテリジェンスを持ってやれるかだと思います。ラストパスのアイディアをもっと正確にしなければいけませんし、2トップはもっと貪欲にゴールを狙ってほしいです。ワンタッチやコントロールしてからのシュートをもっと狙わないといけない。ペナルティエリア内は時間がないからです。」
-次節4/27松本山雅戦についてはいかがですか?
「次の試合だけでなく、私達にとっては全てが試練です。J2では正直、全てが厳しい試合になるでしょう。何ひとつ簡単な試合はありません。」

MF柳崎祥兵
-甲府戦のドローでチームの雰囲気は変わりましたか?
「負けたら本当に最悪でしたし、何も残らない。引き分ける事ができて、気分としてはやっぱり違いますね。」
-松本山雅の印象はいかがですか?
「監督も代わったし、どんなチームか分かりませんが、サポーターは熱いですね。盛り上がりますし楽しみです。リーグの順位がどうとかではなく一緒にJに上がったので勝ちたいですね。『俺達の方が強いんだよ』と。」

MF北井佑季
-3-5-2だと北井選手はどのポジションに入りそうですか?
「多分トップかトップ下だと思います。ウィングバックでは無いと思う。」
-連戦が続いていきますが?
「勝点をできるだけ取りたい。どの試合も最低1ポイント、個人としても1ゴールでも多く取っていきたいです。」
-3-5-2の中に入った時、どういうプレーをしようと思いますか?
「フォーメーションがどうとかではなく、試合の状況に合わせて自分のプレーをしっかりやりたいです。」

(了)