東京ヴェルディ 4/12練習レポート&次節予想スタメン
J2・東京ヴェルディ 4/12(木)練習レポート(多摩市立陸上競技場)
練習開始時間の10時前から、選手達はすでにピッチに出ていた。じっとしていても汗ばんでくる陽気の中、全体練習がスタート。まずはパス回しから入った。ただ漫然とやるのではなく、強く速いボールを送る。他にも、対面する選手の間に1人入り、ワンツーをしてパスなど、いくつかのパターンをこなした。
その後、6対3のパス回しに移行。3人ずつのグループになっており、1人がミスをしたら、他の2人も一緒に鬼になる。
フルコートでのゲーム形式の練習では、スタメン・ベンチ入りする可能性のあるグループは11人、サブ組が9人で行われた。MF中後雅喜が、左足で目の覚めるようなミドルシュートを決め、復帰が近いことを伺わせた。すでに欠かせない戦力になっているFW杉本健勇も、キープ力や突破などで見せ場を作った。40分ほどゲームを行い、全体練習は終了。シュート練習やランニングをする者に分かれた。
チームの守備の安定を支えるDF深津康太は、秋田豊コーチとマンツーマンでトレーニングを行った。サイドチェンジや、ヘディングの練習をこなした。こうした地道なトレーニングが深津の自信を深め、チームの守備の安定を支える要因となっているのだろう。
4/15 京都サンガF.C.戦 予想スタメン
阿部拓馬 杉本健勇
飯尾一慶 西紀寛
和田拓也 小林祐希
高橋祥平 森勇介
深津康太 土屋征夫
柴崎貴広
選手・監督コメント
川勝良一監督
-京都サンガF.C.戦に向けていかがですか?
「ここ2試合、全員がディフェンスの意識をしっかりもってやっている。ただ、攻めに転じた時に少し慎重になっている。(杉本)健勇は、パスを呼び込んだりとだいぶ慣れてきていて、フィードの収まり所にもなっている。今は、守備から攻撃に切り替わった時にフィードなのかポゼッションなのかを整理している。今は、後半に相手の足が止まった所を突けているが、できれば前半からそれをやりたい。攻めのボリュームをもう少し上げていきたい。」
-怪我人の復帰や、新しい選手が入ったことで、メンバー選びに良い影響はありますか?
「怪我人はまだ様子を見ながらだけど、健勇1人入っただけでも大きい。各選手が複数やっている状況なので、健勇の存在はだいぶ楽にしてくれた。」
DF深津康太
-チームが好調ですが、いかがですか?
「結果がついてきているのは嬉しいです。みんながひとつにまとまってやれている。難しい試合でも勝てているし、去年はそういう試合は勝てていなかった。」
-前節、DF土屋征夫選手が負傷交代しましたが?
「バウルさんがいなくなったのは大きかったですけど、森(勇介)さんとかベテランの人達だったり、(高橋)祥平達とひとつになって戦えたと思います。」
(了)