東京ヴェルディ 3/16練習レポート&次節予想スタメン
J2・東京ヴェルディ 3/16日(金)練習レポート(稲城市ヴェルディグラウンド)
この日は練習内容が一部公開のため、重要なトレーニングは非公開の中で行ったのだろう。公開された練習では、7対7のミニゲームが行われていた。GKも一緒に参加し笑い声も上がるなど、リラックスした雰囲気が漂っていた。程なくして全体練習は終了。グラウンドをジョギングしてダウンを始める者、ミニゲームを行う者、シュート練習に移る者などに別れ、居残り練習がスタートした。
シュート練習では、ペナルティエリアの手前に立ち、2ヶ所から来るパスを反転してシュートするというものだ。片側から来たボールを打った後、素早く戻ってもう片方からのパスを受ける。他にも、強いパスをコントロールしてのシュートや、浮き球を胸でトラップしてのシュートなどを行った。いずれも、コントロールからシュートまでのスピードを意識していた。ディフェンダーはいなかったが、試合の中の状況を意識していることは間違いない。今節スタメン出場が濃厚なMF梶川諒太も、強烈なシュートを放っていた。
最後に、DF和田拓也の左サイドからのクロスを中で合わせる形を確認して終了。明日の試合・アウェイ富山戦に前泊となる為、午後には選手・スタッフがバスに乗り込み、クラブハウスを後にした。
次節3/17 カターレ富山戦 予想スタメン
ジョジマール 阿部拓馬
西紀寛 小池純輝
小林祐希 梶川諒太
和田拓也 高橋祥平 土屋征夫 森勇介
柴崎貴広
監督・選手コメント
川勝良一監督
-前節の甲府戦はパスでリズムが作れなかったと思います。富山戦ではどのような工夫が必要ですか?
「甲府戦は、ショートパスを相手に狙われた。本来はミドルやロングも使いながら攻めたかったが、そこがうまくできていなかった。」
-カターレ富山の印象を教えてください。
「去年と変わらない。3-4-3でチェンジサイドはあまり使ってこない。そして、縦に速い。」
DF土屋征夫
-カターレ富山の印象と対応策を教えてください。
「前に速いと思った。対応の仕方は、ロングボールが増えるとラインが下げさせられる。マイボールの時にしっかり繋いで、ラインを高くしていけたらいい。後は、全員がハードワークすること。」
MF梶川諒太
-スタメン出場が濃厚ですが、監督から何かアドバイスはありましたか?
「中盤でなるべくミスをしないようにと言われました。たくさんボールを受けていきたいです。」
-ボランチでコンビを組む小林選手との関係についてはいかがですか?
「両方が上がってしまうと守備が手薄になる。ふたりとも攻撃的なので、バランスを見ながらしっかり関係を作っていきたいです。近い距離を保ったり、敢えて遠い距離をとったりと考えながらやりたいです。」
-特別指定だった昨年、既にJリーグデビューをしているので緊張はないですか?
「長い時間出るのは今回が初めてなので、どうなるかわからないですけど、頑張ります。」
(了)