FC町田ゼルビア 3/15練習レポート&次節予想スタメン
J2・FC町田ゼルビア 3/15日(木)練習レポート(町田市小野路公園グラウンド)
練習前のミーティングの為、選手達がグラウンドに出てきたのは10:20頃。ウォーミングアップが始まったが、MF太田康介とFW勝又慶典はその中には加わらなかった。太田は左足太もも裏、勝又は右足かかとをそれぞれ痛めている模様。ガイナーレ鳥取戦に関しては、太田は翌16日(金)に様子を見て判断するとの事。勝又は、チームに帯同することになりそうだ。二人とも大怪我ではなく、大事をとっての別メニューとなった。10:30に練習が始まり、センターサークル内で全員でパス回し。オズワルド・アルディレス監督からは、「パスを受ける時は、ボールを待たずにもらいに行こう」と指示が出る。
給水を挟み、フルコートで11対11の紅白戦が始まった。太田の代わりにMF柳崎祥兵がボランチに入る。2トップの一角を務めていた勝又の場所にはMF北井佑季、北井の移動で空いた左サイドハーフにはMF鈴木崇文が入った。最終ラインからのビルドアップが始まり、FW平本一樹が楔を受け、サイドから崩していく場面を何度も作る。CB田代真一も、積極的な攻め上がりでゲームメイクに加わった。平本、北井の2トップも動きの質が良く、ディフェンスラインの裏を突く動きでも、パスを繋いで崩すプレーでも好連携を見せた。
特に北井は、平本との距離感を意識しながらプレーし、その中でも特徴であるスピードやドリブル突破といった「個の力」も発揮していた。ゼルビアのJリーグ初ゴールは、この男が決める可能性も大いにある。
攻撃では、アルディレス監督の意図する速いテンポでパスを繋ぐサッカーができていた。ただ、相手ボールになった瞬間のプレスがハマらない場面が、何度かあった。複数で囲んでも掻い潜られてしまう。また、プレスをかけるのが遅れた時には、アルディレス監督から「前で奪う気持ちで行け!」と、指示が飛んだ。控え組で良い動きを見せていたのはDF大竹隆人。鋭いドリブルで仕掛けて、相手守備陣は手を焼いていた。
紅白戦を40分程行い、最後にクロスからシュートの形を確認。サイドではボールを持った選手を、もう一人が追い越してクロスを上げる。それを中の2人が合わせるという練習を繰り返した。
北井佑季 平本一樹
鈴木崇文 庄司悦大
柳崎祥兵 コリン・マーシャル
津田和樹 薗田淳 田代真一 藤田泰成
相澤貴志
選手コメント
FW勝又慶典
-怪我の具合はいかがですか?
「前の試合で痛めたんですけど、そんなに重くはないので帯同はします。スタートからか途中からなのかは分からないけれど、出るつもり。コンディション的にもそんなに心配はしていないです。」
MF庄司悦大
-チームではサイドハーフをやっていますが、今までに経験はありますか?
「小中学生の時はありましたけど、高校からはずっとボランチです。」
-次節の相手・ガイナーレ鳥取の試合映像は見ましたか?
「今日見ました。サイドチェンジが多く、大きな展開をしてくるチームだなという印象を受けました。」
-ガイナーレ戦では、どういうプレーをしようと思いますか?
「アビスパ福岡戦も、自分がボールを持った時はチャンスを作れたと思う。前から行って、ボールに触りたい。」
-監督からはどのような指示を受けていますか?
「どんどんボールを受けに行けと言われているので、次の試合もやっていきたいです。」
MF北井佑季
-ガイナーレ鳥取の試合映像は見て
「サイドチェンジが多いので、そこは気をつけないといけない。ボランチの所や中央が空く印象がありました。」
-平本選手との2トップに関してはいかがですか?
「距離感を意識してなるべく近くでプレーしたい。ポストプレーも上手くしっかり落としてくれるので信頼してます」
(了)