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J2 東京ヴェルディが産業能率大学と練習試合

2/2(木)東京ヴェルディは多摩市立陸上競技場で産業能率大学と練習試合を行なった。

30分×3本の1本目は、昨年のレギュラークラスだった選手が多く出場した。そこに新加入選手も加わり、良い形の攻撃を仕掛けた。今シーズンから背番号9を背負うことになったFW阿部拓馬は、何度も相手守備陣の裏を突いた。キャプテンで10番のMF小林祐希は、左足のキックで好機を作り出す。

新加入のMF西紀寛とFWジョジマールも機能していた。西は左サイドハーフでスタートしながら、中央へ絞ってボールに絡む。そこからパスやドリブルで味方を活かした。ジョジマールも周囲との連携が良く、21分には、小林とのパス交換の連続からクロスバー直撃のシュートを放つ。そして1分後には、阿部のシュートを相手GKが弾いたところを押し込み、先制点を挙げた。

2本目最初のチャンスはジョジマールが作る。8分、小林のバックスピンをかけた浮き球のパスを受け、シュートを放つ。13分には、DF森勇介のパスを阿部がダイレクトで叩いてジョジマールが抜け出す。ペナルティエリア内でGKと一対一となり、ギリギリまで引き付けておいて横にパス。フリーの西が流し込み、追加点を挙げた。その後、小林がPKを決めて3-0とした。途中で大幅にメンバーを変え、そのまま3本目も戦い、スコアレスで終えた。3本戦い、合計3-0でヴェルディが勝利した。

練習試合後の川勝監督コメント

川勝良一監督
「みんな真面目にやっているけど、もっと必死さを出してほしい。懸命にやって初めてスタート。1本目は、連携が少しずつ良くなっていると感じた。ディフェンスラインはまだ競わせないと。取り所が悪く、遅れる場面が何回もあった。ユースのMF吉野恭平に期待したい。キャンプにも帯同させる。年齢でサッカーやるんじゃない。試合で使えると判断すれば迷わず使う。」

-吉野選手はCBとボランチどちらで使いたいか
「ボランチがいいかな。相手には外国人FWがいるチームもあるからCBだとまだ大変だと思う。トップチームの練習に来た時も落ち着いてやっていたし、使うならボランチ。まだまだ若いから、楽はさせない。」

(了)