2012シーズン J2・JFL入れ替え制度導入を発表
1月17日、Jリーグは2012シーズンよりJ2クラブとJFLクラブ(準加盟クラブ)との入れ替え制度の導入と、それに伴う「J2・JFL入れ替え戦(仮称)」の大会方式について発表した。
まず、JFLの入れ替え対象となるクラブは以下の3つの条件を満たす事になる。
①Jリーグ準加盟クラブである事
②クラブライセンス審査を受け、J2ライセンスが付与されている事
③JFLで年間順位2位以内である事
J2は下位2クラブ(年間順位の21位と22位)が降格の対象となり、22位がJFLに自動降格となり、21位が入れ替え戦に出場する。JFLは、1位がJ2に自動昇格となり、2位が入れ替え戦に出場する。
J2・JFL入れ替え戦(仮称)はホーム&アウェイの2試合が行われ、第1戦が11/23(金)にJFLクラブのホースタジアム、第2戦が12/2(日)にJ2クラブのホームスタジアムで開催される予定。
なお、JFLの入れ替え対象となるクラブが条件を満たさず0だった場合は、J2の下位2クラブのJFL降格はなく、J2に自動残留となる。JFLの入れ替え対象となるクラブが1クラブのみの場合、条件は以下のとおり。
①対象クラブがJFL・1位の場合は、J2に自動昇格し、J2・22位はJFL自動降格。※21位はJ2残留
②対象クラブがJFL2位の場合は、J2・22位との入れ替え戦を行う。※21位はJ2残留
2012年1月17日現在、JFLに所属するJリーグ準加盟クラブは、カマタマーレ讃岐とV・ファーレン長崎の2クラブとなっている。今後、JFLの中から新たにJリーグ準加盟クラブが誕生していった場合は、毎シーズンの入れ替えが頻繁に起こる事も予想される。2013年から導入が予定されているクラブライセンス制度と合わせて、JクラブやJリーグ準加盟クラブの経営基盤にも結果が求められる時代に突入した。