【試合結果 JFL】日本フットボールリーグ 前期 第6節
11/23(水)に行われた試合は以下のとおり。
13時 FC町田ゼルビア vs ホンダロックSC 相模原麻溝公園競技場(観客3486人)
FC町田ゼルビアはFW勝又慶典、北井佑季がそれぞれ2ゴールをあげ4-0と完勝。勝点55で3位をキープ。
次節(11/27)に勝利し、5位・松本山雅が引き分けの場合、町田の4位以内が確定する。
《試合レビュー》JFL FC町田ゼルビア vs ホンダロックSC
試合開始からFC町田ゼルビアが攻勢を仕掛ける。前半1分、DF藤田泰成のクロスに出場停止から戻ったMF酒井良が頭で合わせるも、枠を外れる。ゼルビアは、両サイドバックが高い位置を取ってホンダロックSCを押し込んだ。対するホンダロックは、ゼルビアのサイドバックが上がってできたスペースに素早くボールを送ってチャンスを伺う。
主導権を握りながら試合を進めたゼルビアだったが、20分を過ぎた頃から自陣でのパスミスが目立ち始める。33分には、バックパスを相手に奪われシュートを許した。以降も繋ぎの段階でミスがあり、なかなかフィニッシュまで持ち込めない。それでも、先制したのはゼルビアだった。40分、MFドラガン・ディミッチのパスを受けたMF小川巧がスルーパスを送る。抜け出したFW勝又慶典が相手GKをかわして左足で流し込んだ。
ゼルビアは後半に入ってプレーの精度が上がり、早速チャンスを作る。4分、相手陣内でボールを拾ったMF鈴木崇文が持ち込んでラストパス。ディミッチが左足で狙うも枠を捉えられない。2分後には、DF津田和樹がドリブルからシュートを放つもクロスバーの上へ。12分、攻め続けたゼルビアに追加点が生まれる。クリアボールに勝又が反応し、一気にディフェンスラインの裏へと抜け出す。相手ディフェンダーを一人かわすと冷静にゴール右に決め、2-0とする。ゼルビアの攻撃は終わらない。30分、インターセプトしたボールが途中出場のFW北井佑季に渡ると、そのまま持ち込み3点目。42分には、小川の絶妙なスルーパスに抜け出した北井が相手GKをかわしてゴール。勝又、北井が2点ずつ決め、4-0の圧勝でホンダロックを下した。この勝利でゼルビアは、Jリーグ昇格にまた一歩前進した。
中2日での試合とあって、前半はプレーに精彩を欠く場面もあったが、後半は打って変わって軽快な動きを見せた。相手に押し込まれる場面も何度かあったものの、守備陣の奮闘もあって失点ゼロに抑えた。これでゼルビアは、ホームで行われたジェフリザーブズ戦から5試合連続無失点となった。
試合詳細>>第13回日本フットボールリーグ前期第6節
16時 横河武蔵野FC vs HONDA FC 江東区夢の島競技場(観客459人)
13時キックオフの試合で15位・MIO草津が敗れ、16位・高崎が勝利。3チームが勝点31で並んだ事が、事前の情報として入っていた横河武蔵野FC。勝点3を上積みすればJFL残留が近づく重要な一戦だったが、後半40分にPKによる失点を喫してしまい、0-1で敗れた。勝点31のまま14位をキープしている。
東京偉蹴FOOTBALLでは、この試合のマッチレポートを掲載する予定。
試合詳細>>2011第13回JFL前期第6節 vs.HONDA FC
<11/23終了時の日本フットボールリーグ順位>
1位 勝点61 SAGAWA SHIGA FC
2位 勝点57 AC長野パルセイロ
3位 勝点55 FC町田ゼルビア
4位 勝点54 V・ファーレン長崎
5位 勝点53 松本山雅FC
6位 勝点46 FC琉球
7位 勝点45 ツエーゲン金沢
8位 勝点45 HONDA FC
9位 勝点44 ホンダロックSC
10位 勝点40 カマタマーレ讃岐
11位 勝点38 栃木ウーヴァFC
12位 勝点38 佐川印刷SC
13位 勝点36 ブラウブリッツ秋田
14位 勝点31 横河武蔵野FC
15位 勝点31 アルテ高崎
16位 勝点31 MIOびわこ草津
17位 勝点17 ジェフリザーブズ
18位 勝点13 ソニー仙台FC