【試合結果 女子選手権】第33回 全日本女子サッカー選手権大会 準決勝
12/27(火)に行われた第33回 全日本女子サッカ選手権大会 準決勝は以下のとおり。
11:00 アルビレックス新潟レディース vs 日テレ・ベレーザ 国立競技場(観客人)
ベレーザは後半6分と15分に失点を喫する。33分に途中交代で入ったMF有吉沙織のゴールで1点差にするも、結局1-2で敗れ、2年振りの決勝進出を逃した。
試合詳細>>全日本女子サッカー選手権 準決勝 新潟 vs ベレーザ
《試合レビュー》 全日本女子サッカー選手権 アルビレックス新潟レディース vs 日テレ・ベレーザ
試合開始から日テレ・ベレーザが主導権を握る。3分、スローインに抜け出したFW木龍七瀬の折り返しをMF伊藤香菜子がシュート。6分には、FW岩渕真奈が遠目からゴールを狙う。しかし、アルビレックス新潟レディースがベレーザの攻撃に慣れると、新潟レディースのポゼッションも上がり始めた。すると20分以降、ベレーザは前線にボールを運べなくなってしまう。26分には、自陣でのミスの連鎖から相手にフィニッシュまで持ち込まれた。どちらにも得点のチャンスはあったが、スコアレスで前半を終えた。
迎えた後半6分、ベレーザは先制点を許してしまう。左サイドからのクロスボールに対応するも、クリアが短くなる。これを新潟レディース・MF阪口夢穂がダイレクトで右足を振り、ゴールに突き刺されてしまった。ビハインドを背負ったベレーザだったが、すぐさま攻撃を仕掛ける。1点差なら逆転は十分可能だ。
しかし15分、新潟レディースが追加点を決める。MF上尾野辺めぐみのCKに、最高のタイミングで走り込んできたMF川村優理が頭で合わせた。ベレーザは気落ちすることなくゴールを目指したが、各選手とも難しいプレーをしては相手にボールを奪われた。なかなか決定的なチャンスを作れない中、ふたりの途中出場選手が結果を出す。33分、MF小林弥生の無回転シュートを相手GKが弾くと、こぼれ球をMF有吉佐織が押し込み1点を返した。
しかし、反撃及ばず試合は1-2で終了。ベレーザは準決勝で姿を消すこととなった。