関東サッカーリーグが来季から20チーム体制へ
来年度より関東サッカーリーグのチーム数が増えることになった。現在は1部8チーム、2部8チームの合計16チームで行われているが、来年度より各リーグ2チーム増え、1部10チーム、2部10チームの合計20チームとなる。関東サッカーリーグによると、チーム数を増やし試合数を増やすことで関東におけるサッカーの活性化させる狙いがあるとの事。現在は山梨県と千葉県のチームが参加していないなど地域に偏りがあるが、その偏りを解消しやすくする狙いもあるらしい。
全体のチーム数が増えてもホーム&アウェイの開催方式は変わらない。 チーム数が増えることで試合数も増えるが、週末1試合の原則も変わらず、8月の休みも確保できるとのこと。
20チーム体制となったことで全国9地域リーグ2番目の規模となった。最大は東北社会人リーグの24チームだが、2部は南北別のリーグとなっている。 しかし1部10チームと2部10チームの全20チームが縦に並べる形は全国最大規模だ。全国最大規模のチーム数(6,828チーム=全国の約23.9%)と競技人口(294,846名=全国の約32.7%)を抱える地域としては今までが少なすぎたぐらいかもしれない。
再編にあたり、来季のチーム編制は現時点で明らかになっているルールにのっとると、以下の通りになっている。JFLへの昇格チームがあった場合、JFLから関東サッカーリーグへの降格チームがあった場合はまた変更になるが、パターンが多数考えられるため、現時点では具体的に決定していない。
〜関東サッカーリーグ1部〜
・ NPO 横浜スポーツ&カルチャークラブ(神奈川)※
・ さいたまサッカークラブ(埼玉)
・ 流通経済大学FC(茨城)※
・ FC KOREA(東京)
・ tonan前橋(群馬)
・ ヴェルフェたかはら那須(栃木)
・ 神奈川県教員サッカークラブ(神奈川)
・ 東邦チタニウム(株)サッカー部(神奈川)
・ S.C.相模原(神奈川)※
・ エリースFC東京(東京) ※
〜関東サッカーリーグ2部〜
・ クラブ・ドラゴンズ(茨城)
・ 横浜猛蹴(神奈川)
・ (株)日立ビルシステムサッカー部(東京)
・ 東京海上日動火災保険(東京)
・ 海上自衛隊厚木基地マーカス(神奈川)
・ ACアルマレッザ(埼玉)
・ (関東社会人サッカー大会ベスト4)
・ (関東社会人サッカー大会ベスト4)
・ (関東社会人サッカー大会ベスト4)
・ (関東社会人サッカー大会ベスト4)
(※) 来季JFL昇格の可能性あり
ここで重要になるのが関東社会人サッカー大会から関東サッカーリーグへ4チーム昇格することだ。関東リーグ昇格を目指すチームにとって大きなチャンスとなる。関東サッカーリーグには東京都からは現在、FC KOREAとエリースFC東京、(株)日立ビルシステムサッカー部、東京海上日動火災保険の4チームが参加している。関東社会人サッカー大会には東京都から3チームが出場する。果たして来年度の関東リーグに参加する東京都のチームはいくつになるのか。関東社会人サッカー大会の結果に注目したい。