【試合結果 関東リーグ】関東サッカーリーグ 後期 第6節
9/17(土)に行われた関東サッカーリーグ1部 後期 第6節の結果は以下のとおり。
FCコリアは横浜スポーツ&カルチャークラブとニッパツ三ツ沢競技場で対戦し、0-3で敗れた。FCコリアは勝点19のまま、4位となっている。
<9/18終了時の関東1部リーグ順位>
1位 勝点34 NPO 横浜スポーツ&カルチャークラブ(神奈川)
2位 勝点27 さいたまサッカークラブ(埼玉)
3位 勝点22 流通経済大学FC(茨城)
4位 勝点19 FC KOREA(東京)
5位 勝点17 tonan前橋(群馬)
6位 勝点17 ヴェルフェたかはら那須(栃木)
7位 勝点12 神奈川県教員サッカークラブ(神奈川)
8位 勝点4 東邦チタニウム㈱サッカー部(神奈川)
《試合レビュー&選手・監督コメント》 関東リーグ1部 Y.S.C.C. vs FC KOREA
立ち上がりからNPO法人 横浜スポーツ&カルチャークラブ(以下、Y.S.C.C.)に主導権を握られる。前半5分と6分に左サイドから攻撃を組み立てられMF吉田明生にシュートを放たれたが、相手の精度の低さに助けられた。FCコリアは前半2分にMF権載龍が左サイドを縦パス一本で抜け出した以外、なかなか攻撃を組み立てられない。
MF朴世訓は前半の戦い方に関して「引いて守るという事を試してみた。中盤で繋いで崩してくるので、放り込まれる事は仕方が無いと割り切って、前を向かれないようにした。」と振り返った。
FCコリアは持ち前のハードワークでY.S.C.C.の攻撃を防ぎ続けてきたが、早くも崩される。14分、GK李成珍がペナルティエリアの外で相手選手を倒してしまい、フリーキックを与えてしまう。Y.S.C.C.のMF平間直道にお手本通りのカーブをかけたシュートをゴール左に放り込まれた。FCコリアは早くも1点を追う展開を強いられた。
失点した後も試合の流れは変わらない。28分には右フリーキックから上げられたクロスを、ニアサイドにいたY.S.C.C.のMF吉野善貴に頭で流し込まれる。FCコリアは長く続いた我慢の時間帯を我慢しきれず、2失点目を喫してしまう。
前半終盤になり、ようやくFCコリアも攻撃が可能となる。中盤より前の選手がめまぐるしくポジションチェンジを繰り返したことで、Y.S.C.C.の守備を翻弄する。Y.S.C.C.も決して楽に守れたようには見えなかった。 終盤にはMF権載龍やMF金大龍がサイドを広く開いてクロスからの攻撃を試みたが、決定的な場面は作れなかった。
「前半は相手のプレッシャーもきつかった。普段やっていることをしっかりやろうと話をしたんですけど、ちょっと入りが悪く固かったかなと思います。」(FCコリア・李清敬監督)
後半に入ると、Y.S.C.C.が重心を低くした事で、FCコリアは攻撃の主導権を握ることに成功する。李清敬監督は「後半は相手が引いてくれたというのと(2失点で)開き直れたのも良かったかな。」と振り返る。攻め続けた事でFCコリアは好機を掴む。後半8分、FCコリアは左コーナーキックからDF孫民哲が頭で合わせた。この場面はボールがゴール左側を抜けていった。
12分、ゴール前左寄りの位置で得たフリーキックをMF朴世訓が直接狙う。朴世訓が「最初はニアに蹴ろうと思ったんですけど、距離が遠かったのと、風下でスピードが出ないと思ったのでファーに強めに蹴った」というボールは惜しくもバーを直撃した。その跳ね返りをDF黄永宗が逃さずに詰めることもしたが、これもバーを叩いてしまった。
主導権を握って離さないFCコリアは14分にMF朴世訓が正面から強烈なシュートを放つが、GKの正面を捉える。21分には左サイドでパスをつなぎ、最後はFW姜豪がゴール正面で右足を振り抜いたが、ボールは絶叫混じりのため息と共に左へ抜けていった。
後半、多くの決定機を作ったFCコリアだったが、あと一歩の精度を欠き得点を奪えなかった。逆に34分、Y.S.C.C.のMF青田翔に追加点を許してしまう。FCコリアはこの後、DF孫民哲を前線に張らせるなど攻撃的な姿勢を見せたが、0-3で敗れた。
「自分たちと同じぐらいの実力のチームだったら、自分たちが一生懸命やれば勝てるんだけど、YSCCさんや自分達より実力が上のチームにはそれだけじゃ無理。自分たちがやろうとしているサッカーが悪いとは思わない。チームでやろうとしていることのプラスアルファとして、状況に応じた個人個人の判断の質の高さがYSCCさんとの差だったのかなと思います。」(朴世訓)
「まずはシュート力を磨かなきゃダメだし、最終パスの精度も磨かなきゃダメですね。前半に簡単に失点をしてしまうと、高いレベルの相手だったから尚更きつかったです。いかに0点に抑えて1点を奪いにいけるかというのが今回のテーマだったんですけど、相手が試合巧者だったなと思います。」 (李清敬監督)
(関東2部の結果は2ページ目に続く)