【試合結果 都リーグ1部】東京都社会人サッカー1部リーグ
9/4(日)に各地で行われた試合は以下のとおり。
むさしのFCはフットボールクラブ 新宿と武蔵野陸上競技場で対戦し、 1-2 で敗れた。
T.F.S.Cは東京23フットボールクラブと東芝府中で対戦し、0-4で敗れた。
FC・フエンテ東久留米は三菱商事サッカー同好会と東久留米総合高校で対戦し、1-3で敗れた。
早稲田ユナイテッドは東京ベイフットボールクラブと東京朝鮮中高校で対戦し、3-3で引き分けた。
青梅フットボールクラブとV.F.C 1stの試合はグラウンド不良のため中止となった。
《試合レビュー&監督コメント》 都リーグ1部 早稲田ユナイテッド vs 東京ベイFC
前半、主導権を握ったのは東京ベイFCだった。 東京ベイFCは重心を低く構え、早稲田ユナイテッドにボールを持たせては遅らせ跳ね返し続けた。
東京ベイFCの割り切った戦術に早稲田ユナイテッドは苦しんだ。早稲田ユナイテッドは中盤にボールを収めても、ペナルティエリアより奥に侵入出来ない。 前半9分、早稲田ユナイテッドはペナルティエリアでボールを回す東京ベイから、FW小貫多加志がボールを奪ってビッグチャンスを迎える。しかし小貫から放たれたボールはゴール裏のフェンスを越えた。
なかなかペースを掴めない早稲田ユナイテッドは苛立ちからラフプレーが目立つようになり、試合の流れはますます東京ベイFCに傾いていく。
後半14分、東京ベイFCはMF佐野文哉が縦パス一本で最終ラインを貫く。佐野はそのままGKを引きつけると、遠いサイドにボールを送った。これに合わせたのはFW山内淳一。山内は頭で浮き玉を捉えると、大きく口を開けたゴールにそれを送り込んだ。東京ベイFCが先制したことで試合は大きく動き始める。
19分、 早稲田ユナイテッドはシュートの跳ね返りをMF佐藤翔が押し込み1-1と追いつく。24分、東京ベイFCはボールを保持したDF坂本史生が右サイドの十分に深いところまで侵入し折り返すと、中央で構えていたFW横山が足元で押し込んで2-1。
30分、早稲田ユナイテッドはMF中島健太のパスからFW小幸淳平が左隅に流し込み2-2。37分、東京ベイFCは三宅大輔が左サイドでキープすると、しっかり引いた早稲田ユナイテッドの守備を前に左足を振り抜き、ボールをゴールネットに突き刺し3-2と勝ち越す。
しかし後半アディショナルタイム、早稲田ユナイテッドは中島が左サイド高い位置までボールを運ぶとそのままゴールへ放り込む。シーソーゲームはこれにて打ち止め。3-3で引き分けに終わった試合後の両者からは揃って悔しさが滲み出ていた。
「自分達らしくないゲームだった。ウチは間違いなく点は取れるチーム。点は取れるんですけど、ディフェンスのところで軽いところがあるので、そこは課題です。」
と早稲田ユナイテッドの今矢監督は語り、こう続けた。
「今後に繋げていけるという事では、点を取れるのはこれまでと変わらず自信を持って良いと思います。前半はそれが無かったので動きが硬かったのかなと。 (前半、引いた守備に手こずったことについて)相手の思うツボにはまっていたというか、ちょっとリスクを取らないプレーが多すぎたかなと思います。」
「結果は想定内でしたけど、勝ち切りたかったですね。内容については全然満足してません。リーグ戦が続く中で1枚もイエローカードが出なかったのは大きいのではないかと思います。(リードしても追いつかれてしまった展開に関して)普段から練習できる環境じゃないので、試合の時しか修正出来ないですけど、後半のラスト15分で失点をしないという意識を高めるしかないと思います。」(東京ベイFC・豊島監督)
<9/4終了時のリーグ順位>
1位 勝点28 東京23フットボールクラブ
2位 勝点24 三菱養和サッカークラブ
3位 勝点19 青梅フットボールクラブ
4位 勝点18 三菱商事サッカー同好会
5位 勝点15 T.F.S.C
6位 勝点14 早稲田ユナイテッド
7位 勝点12 アストラ倶楽部
8位 勝点11 V.F.C 1st
9位 勝点10 FC GIOCO世田谷
10位 勝点9 FC・フエンテ東久留米
11位 勝点8 フットボールクラブ新宿
12位 勝点8 プログレッソ東京
13位 勝点7 CERVEZA FC 東京
14位 勝点6 東京ベイフットボールクラブ
15位 勝点2 むさしのFC