【試合結果 天皇杯】第91回 天皇杯全日本サッカー選手権 1回戦
9/3(土)に第91回天皇杯全日本サッカー選手権 1回戦が行われた。
FC町田ゼルビア(東京都代表)が山梨学院大学付属高校(山梨県代表)と山梨中銀スタジアムで対戦し、5-2で勝利し2回戦に進んだ。
FC町田ゼルビアの天皇杯2回戦は、10/10(月)山梨中銀スタジアムでJ1・ヴァンフォーレ甲府と対戦する。
《試合レビュー&監督コメント》 天皇杯1回戦 FC町田ゼルビア vs 山梨学院大学付属高校
開始直後に試合は動く。前半2分、町田ゼルビアはFW勝又慶典をポストにし、FWディミッチが遠目の位置から左足で簡単に流し込み先制した。
完全に試合の流れを掴んだはずの町田ゼルビアだったが、 隙を見せる。8分、町田ゼルビアはMF北井佑季の突破からPKを獲得するも、勝又が外してしまう。「専修大学戦の時よりリラックスして蹴れたけど、リラックスしすぎたかな・・。」(町田ゼルビア・FW勝又慶典)
すると流れは山梨学院大学付属高校に傾いた。町田ゼルビアは10分に失点を許して追いつかれてしまった。 「取られかたが悪く、前がかりになったところで突かれてしまった。」(町田ゼルビア・GK吉田宗弘) 一度は怯んでしまった町田ゼルビアだったが、改めて得点をしなければならない状況になったところで仕切り直しに成功する。
24分、ディミッチが右サイドでGKを引きつけて折り返す。中央に走り込んでいた勝又がこのボールに触れると、ボールはゴールネットを揺らした。 「いつも良いボールを出してくれているので、チームメイトを信じて走りこんでいた。チームメイトに感謝します。」(勝又) 町田ゼルビアは27分にDF津田和樹が左から流し込み3点目を決めると、前半終了間際には勝又が左からのクロスに合わせて4点目とし、早くも勝負をつけた。
大量リードを奪った町田ゼルビアは後半からエンジンブレーキをかける。前半のように積極的に攻め込まず、ゆっくりとボールを回しはじめた。 攻められてもサイドにきちんと逃がし、危険な場面を作らない。後半10分、町田ゼルビアは右CKの流れから太田康介が詰めて5点目を決めると、終了間際にPKで得点を許したものの、そのまま逃げきった。
「 今日の試合に関してはうちが勝つと予想されていたと思います。北朝鮮と日本の試合も、大方の予想通り日本が勝ちましたが、ゲームを支配しながらも95分に点を取って勝った。そういう試合こそ本当に難しい試合になる。その意味では今日の試合で勝利を収めることができたのは良かったです。」(町田ゼルビア・ポポヴィッチ監督)