【試合予定 都リーグ1部】東京都社会人サッカー1部リーグ

9/8（土）9/9（日）に行われる試合は以下のとおり。

9/8（日）18時　青梅フットボールクラブ vs 早稲田ユナイテッド（駒沢公園総合運動場補助競技場）
9/9（日）14時　アストラ倶楽部 vs むさしのFC（レッズランドA1）
9/9（日）14時10分　三菱商事サッカー同好会 vs T.F.S.C.（三菱養和巣鴨グラウンド）
9/9（日）19時05分　V.F.C 1st vs CERVEZA FC 東京（しらこばと運動公園第2競技場）

都リーグ1部 順位表と残り試合数 （9/2終了時）
1位　勝点26 青梅フットボールクラブ（残3）
2位　勝点23 早稲田ユナイテッド（残2）
3位　勝点20 V.F.C 1st（残4）
4位　勝点19 三菱商事サッカー同好会（残3）
5位　勝点18 CERVEZA FC 東京（残3）
6位　勝点16 FC.OSSA（残3）
7位　勝点16 三井住友海上サッカー部（残2）
8位　勝点15 FC GIOCO世田谷（残4）
9位　勝点11 アストラ倶楽部（残3）
10位 勝点10 FC.フエンテ東久留米（残3）
11位 勝点7　T.F.S.C.（残3）
12位 勝点7　フットボールクラブ新宿（残2）
13位 勝点5　むさしのFC（残5）
14位 勝点4　Racing Club de Tokyo（残2）

～試合プレビュー～
既に2012年の都リーグ1部は各チーム残り2~4試合を残す事となり、関東社会人サッカー大会の出場権獲得「リーグ3位以内」の争いと、関東リーグ2部への昇格に相応しいのはどのクラブか、に注目が集まる。まさに今節のリーグ首位・青梅と2位・早稲田の直接対決は、リーグ戦終盤にきて屈指の好カード。“今季のベストマッチ”となりそうな気配が漂う。

リーグ得点ランクキング1位の青梅FC・FW岩田朗（16ゴール）とランクキング2位の早稲田ユナイテッド・FW松井亮太（13ゴール）を擁する両チーム。ともに攻撃的なサッカーが魅力であり、そこがリーグ上位にいるストロングポイントでもある。両チームともに常にゴールを狙う展開になるだろうし、決して守りを固めた退屈な試合にはならないだろう。

首位・青梅FCは前節の3位・V.F.C 1st戦に引き分けて、ほぼ3位以内を確定させている状況だが、リーグ優勝の為にはV.F.C 1stの残り試合を考えると勝点30は必要となるだろう。最終節には4位・三菱商事サッカー同好会との対戦を残しており、2位・早稲田との勝点差も3と詰まっている。決して油断はできない状況だ。北原監督はエース・FW岩田の得点能力の高さを認めた上で、更に「チームとしてパスを繋ぎながら、敵陣を切り崩していく攻撃するスタイル」を目指している。上位チームとの直接対決で“関東リーグで戦う実力が充分にある”事を示して欲しいところだ。

一方の早稲田ユナイテッドは2011年に都リーグ1部に昇格し、2シーズン目で3位以内を狙えるチームとなる成長著しいクラブだ。就任から3シーズン目を迎える今矢監督は「無理して関東リーグに昇格して、すぐ都リーグに降格しては意味が無い」と語るが、今季そして来季に向けたチーム強化は順調のようだ。また「他の県リーグの強豪とトーナメント戦を戦えるチャンスは貴重な経験」とも語り、関東社会人の出場は当然目標に据えている。3位の当確ラインの勝点27には残り2試合を1勝1分がノルマとなるが、今節の青梅FC相手に“引き分けでもOK”とは考えないはずだ。

前節のFC新宿戦の後、今矢監督は「（青梅FCは）一瞬でも油断したらやられる、特に前の4人のバランスが良い。パスを出せる選手、裏に抜けられる選手、個人で打開できる選手と揃っています。ボランチもバランサーとしてよく効いている。でも、僕らにもチャンスはあると思いますし、東京カップのリベンジを果たしたい」と相手のストロングポイントを認めながらも、勝利への策も充分に用意しているようだ。

現在の東京都リーグ1部の実力を図るに相応しい好カード。11月の関東社会人サッカー大会でも、両チームの攻撃サッカーを見てみたいと思うはずだ。

（了）