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【試合結果 天皇杯】第91回 天皇杯全日本サッカー選手権 2回戦

10/10(月)13時 東京ヴェルディ vs V・ファーレン長崎(駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場)

東京ヴェルディはFWマラニョンの2得点など7-1で勝利した。
ヴェルディは前半20分に先制されるが、22分にコーナーキックからマラニョンの得点で同点に追いつく。38分にはフリーキックをFW阿部拓馬が頭で合わせて逆転に成功。後半10分にコーナーキックからDF土屋征夫の得点で追加点を奪うと、更に4点を追加。爆発的な得点力をV・ファーレン長崎相手に発揮した。ヴェルディは2005年元日に優勝して以来、7大会ぶりの天皇杯勝利となった。

<監督記者会見・コメント>

川勝良一監督(東京ヴェルディ)
「先制されたのは良くない。2~3点差で失点は0で抑えて、ちゃんとしたサッカーして勝ちたかった。7点とってお客さんにゴールシーンをたくさん見せられたのは良かったと思います。この後の試合の事を考えたら、失点したその辺のことを隠してしまうと、何も残りません。勝ったのになんでそんなに渋いんですかって感じですけど、監督としては気に入ってません。」

「今季見ていると、良い時は得点が取れる。爆発力つけた部分はあるのですが、失点している部分もある。縦パスでボールを簡単に出されて中盤のフィルターが掛からない攻撃をされてしまう。良いサッカーだけど、渋いサッカーを構築できるように、という位置付けで試合に入りました。天皇杯ですけど、リーグ戦の5連戦のひとつだと思って準備しました。」

佐野達監督(V・ファーレン長崎)
「J2屈指の得点力を誇るヴェルディに対して、本当はボックスにして守るとか、ブロックにして守るとかがセオリーだと思うのですが、真っ向勝負で戦いました。前半は良い形で先制点を取れたのですけど、その後のセットプレー3発、特に3点目が全てだと思います。こういう相手に対してセットプレーで取られるとなかなか厳しい。前半に1点を先制しても、すぐに追いつかれてしまった。我々は2013年にJリーグ(加盟)を目指してますけど、ゲームコントロールをもう少し上手くできないとJ2では出来ないなと感じました。真っ向勝負で戦って、足らないところも分かってきました。また切り替えてJFLに備えたいと思います。」

「攻撃はJFLで戦っている通りの事はできたと思います。失点を簡単にしてしまって、(ヴェルディの)土屋と富澤と、うちのセンターバックの違いがモロに出たのだと思います。キーパーも含めて。」

「(ヴェルディは)切り替えの速さがJFLとは格段に違いました。前線からの切り替えをもっと速くしなければいけない。前線に人数をかけたところで、もうちょっとセンターバックに頑張って欲しかったんですけど、残念です。」

「(ヴェルディのセットプレーに関して、)警戒はしましたが、予想以上に精度が高かったというのはあります。土屋と富澤にはうちのセンターバックでは敵わないので、ペナルティエリア付近ではファウルをしないよう話はしてましたが、止められませんでした。」

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